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カテゴリ:子供の成長
持たせるのを忘れたというか、彼が勝手に忘れたのだ。 鍵を持っていっていないのを知っているので、 急いで帰ってきた。 私が帰宅したのは、午後4時。 あれ? まだ、帰ってきていないし、居残りかな? やだ。 帰ってこないんだったら、まっすぐに帰宅せずに スーパーに寄って、夕飯の支度、買ってきたのに。 息子が帰ってきたら、出かけよう……。 ……5時、まだ、帰宅せず。 買い物にも行きたいし、 レンジャーの散歩もあるし、 ソフィアのごはんの時間もあるし、 母さん、夕方はドンドン忙しくなるのに、 あいつ、何しているんだよ? あいつ、鍵持っていないから、身動き取れないじゃん。 「先生、今日、居残りですか?」 ……と担任の先生に電話をしてみる。 「居残りはありましたけれど、イブイブ君は、 4時に帰りましたけど」 との事。 へ???? 今、5時だけれど、何やっているんだ??? 友達と外で喋っているのかな? 15分後に先生から 「靴箱を見に行ってみたのですが、上靴があるから やっぱり校内には居ませんね。 帰ってきたら、学校に電話くださーい」 と先生の電話を切る。 仕方ない。 途中まで、レンジャーの散歩がてら、学校方面に歩く。 ……見当たらない。 これ以上進むと、分かれ道で すれ違いになるかもしれないから 一旦、帰宅する私とレンジャー。 6時になっても帰ってこないし……。 ……何やってんだろう?? 担任の先生から、電話が入る。 「電話が来ないんだけれど、まだ、帰ってこないの???」 と先生。 「そうなんですよ。 途中までは、犬を連れて、見に行ったんだけれど いかんせん、彼、鍵を持っていないので、 すれ違っても困ると思ったので、帰ってきてしまいました」 と私。 先生から、誰と仲良いの? そのお友達を一緒って事は、考えられない?? ……っていうから、同じクラスの該当者を3名あげるが 2名は、部活で、まだ、体育館にいるから、 一緒じゃないし、 もう一人は、本日、病欠なので、 学校帰りに一緒に居る訳が無いとの事。 「教頭と話し合ったんだけれど、学年だけに メール配信してみては、いかがでしょう?」 ……との提案。 思いっきり、個人名は出てしまいますが、 情報は、入ると思います ……との事。 うぅぅぅーーん。 今日に限って、パパが仕事で遅いので、 相談出来ず。 私の一存で決められないのと、一応、 イブイブの名誉???もあるので とりあえず、保留にしてもらう。 「もう少し、待ってみます」 と一旦、電話を切る。 こういう時は、ママ友に相談してみよーっと。 今でこそ、クラスは違うんだけれど、 保育園の時から付き合いの家族ぐるみで仲良しの子が居る。 そこの家に電話して 「ねぇ、T君、居る? イブイブ、居ないんだけれど、何か知らない???」 と聞こうとしたら、そこのママが 「T、帰ってきてないんだよ!!(怒) えぇ? イブイブの話はしていないけれど、 友達と学校で待ち合わせしているって、 出かけて行ったっきりなんだよ」 ……その話を聞いて、T君とTママには悪いけれど、 ホッとした。 イブイブ、一人じゃないっていう勝手な確信をした。 6時半に、学校から着信。 イブイブが見つかったとの事。 担任ではなく、主任の先生が連れて帰ってきてくれるとの事。 7時近くに、イブイブと主任先生と一緒に帰宅。 先生も一緒だったせいか、すぐに謝って、 申し訳なさそうに登場。 背中がびしょ濡れで、 ランドセルに木の枝が挟まっていたり、 頭に枯葉がついていたり、 足は、虫刺されだらけになっていた。 なんで、こんなにランドセルを背負ったまま、 遅くなったのかね??? 本人の言い訳によると 「こんなに遅くなるつもりは、なかったんだよ。 カメにエサをあげに、パンを持って 学校の近くの池(公園?神社?の)へ行って、 パンをあげた後に、 蜂に追っかけられて 管理事務所に寄って、 そこから家に帰ろうとしたら T君とその友達に会ってぇ、 『猫、紹介するよぉ』 って言うからT君の家で猫を飼ったのかと 思ってついて行ったら、 公園の生垣に野良猫2匹いて、 紹介されたんだけれど、 それって、良い事じゃないから、 辞めた方がいいよぉ~と 僕は、説得していたんだけれどね、 生垣にハマッテ、動けなくなって……。」 ……要するに、カメに餌をあげに行くだけだったのに、 色々とあって、 挙句の果てに、目測を誤って、 ランドセルを背負ったまましゃがんだら、 生垣にランドセルがガッチリと、 ハマッてジタバタしていて、 どんどん抜けなくなってしまったって事なんだね。 ……バカだ。 バカだ。バカだ。 バカ息子………。(笑) 背中、汗でびっしょりだよ。 頭に枯葉ついているし、 足、虫刺されだらけじゃん。 「確かに、アタシも小学生の時に、学校の給食のパンを残して、 五稜郭公園のお堀の鯉に 証拠隠滅であげに行って、 アンタの気持ちが分からなくもないけれどさ。 でも、ランドセルは、いったん、家に置きに行ったよ。 カメのところに行くのは、いいけれど、 ランドセル、いったん、置きに家に戻っておいでよ。 その前に先生、今時の学校って、給食で残した物をテイクアウトさせる? しませんよね???」 と私が説教。 主任先生も「パン」に食いつく。 「イブイブ、パン??? パンって、どこから持っていったのよ????」 と、スットンキョウな声を出して尋ねる。 「ポケットだよ」 ……と、あっさり、答えるイブイブ。 「えぇぇぇぇ!????? アンタ、ポケットの中に、パンを入れて持ち歩いているのぉぉ!?!?」 ……とアタシ、ビックリ!! 先生、更に、突っ込む。 「ポケットからパンって事じゃなく、 お前、今日の給食、カレーライスじゃん!! パンって、どこから????」 えぇぇぇぇ????? 給食、パン出ていないじゃーーーん。 衝撃な事実。 じゃぁ、そのパンって、朝ご飯。 あんた、朝からカメに会いに行くの計画してた訳???? 「お前、カメにパンあげる為に、朝ご飯、食ってないのか???」 ……と先生。 ちょっと待ってよぉ。 まるで、アタシが何も食べさせていない母みたいじゃん。 矛先は、アタシ???(怒) 「いえいえ、昨日の残りのグラタンを2皿焼いたら、 美味しい、美味しい!!って言って、 私の分まで食べたんですよ。 なので、私の朝御飯すら、 なくなったくらいに食べたんですよ。 アタシも美味しい、美味しいっていうから 浮かれていました(怒) なのに、パンをポケットに入れているんだなんて、 思ってもいなかたわ」 ……やだぁ……。 アンタの「カメにパン」の件で、 アタシが変な風に思われているじゃないのよぉ。 「ポケットからパン」発言で、怒られるどころか、 お咎め無しのイブイブ。 アタシも呆れてしまったけれどさ。 ……あっ!!!! イブイブの捜索の件で、 内緒で野良猫の世話をしていたT君の件が、 学校と親御さんにバレてしまった。 T君に悪い事したなぁ……。 T君ママは、大噴火。 イブイブが生垣にハマった時に 「T君、助けてぇ。僕を引っ張ってぇ」 って助けを求めたら、 散々、野良猫の餌付けの事を批判したイブイブなので、 「僕たちは、ネコに夢中なんだよ。 自分でハマったんだから、自分で出ておいでよぉ」 って助けてくれなかったんだってさ。 そんな場所で、しゃがんでしまったイブイブも 間抜けなんだけれど、T君が 「猫を紹介するよぉ~」と誘ったから こんな一大事になってしまったんだろう!!!(怒)……と お母様お怒りMIX。 T君、とんだ大災難だったなぁ~って思った。 何はともあれ、 どんな理由でも、ランドセル背負ったまま 寄り道は、ダメです。(怒) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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