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カテゴリ:PC・ネット関連
このエントリーは前からの続きです。前のエントリーから読んで下さい
CPUクーラー計2回交換、ケースファン交換、電源交換、とやってそもそもの発端の音の大きさが益々酷いことに・・・ってのが前のエントリー。さて続き。 (4) カスタマイズ注文した新規PCはもうショップの方に届いてはいたのだが、こっちを何とかしないことにはとてもじゃないが心理的に取りに行く気になれない。 というのも、自分はこれまで何台もPCの買い換えは経験してるがこれまでは全て「使ってたPCが明らかに経年劣化やトラブルで動作自体ヤバくなって」買い換えてきて、つまりその使ってたPCはHDD以外はすぐに処分して新PCで又一からセットアップってパターンだった。(幸いHDDが逝ったことはこれまで一度もなし。3代前の内蔵HDDもHDDケースに入れてあってまだ動く) 今回はあくまで「音うるせぇ」から始まっていて、それ以外では特にまだ動作不良そのものはなかったのだ(前回電源落ちたのはCPUクーラーのファンが回ってなかっただけだし、リテール&グリス塗りなおしてない時に温度上がり過ぎではあったが動作はしていた)。 だからパーツを少しずつ交換して音さえ収まれば引き続きメインで使う予定なので(だからスペースの問題もあったが新規PCはミドルではなくミニタワー)、もうこの際、残った(多分)最後、HDDも換装してしまうことにした。 ただ、HDD-Cドライブの換装は当然、普通のやり方考えるとめんどい。これまでのPCでHDD故障が一度もないゆえに、HDDバックアップ・復元ソフトなども持っていない。フリーでもあることはあるが、不安。 どうしようかなとテキトーにググっていて、デュプリケータなる言葉を発見。 いや発見というか、HDDデュプリケータが何をするものなのかは記憶は微かにあった。その情報をネットで見たのは結構昔。当時は業者が使うものじゃなかったっけか。しかし情報集めてみると、すぐに現在は安価で個人向けに販売されてるのが分かる。一番安いの・・・5Kしないやん。個人ブログでそれで換装成功の記事も一つ確認したので、これで何とかすることに決定。 なんせ今のPCのHDD外して、新しいHDDと一緒にデュプリケータにセットしてボタン押して待つだけ。個人向けはそれなりにクローン作る時間はかかるようだが、手間的にはラク過ぎるw 今回は音を抑えたいってのもあるので、安い割に高評価な内蔵HDD静音冷却ボックスも同時に購入。5インチベイにもDVDドライブ1基しかないから何も問題ない。 商品届いて準備。デュプリケータは、流石5Kを切るだけあって、オモチャにしか見えんw こんなんで大丈夫かいなと稼動させ約2時間ほど。コピー先のHDDは同じ容量だし、元のHDDはパーティションで2つに区切ってはあるがCの方は30G程度しか入っておらず(出力したファイルは殆ど全て外付けHDDに普段から逃がしているしアプリでもレジストリ書き換え不要なもの多いため)、もう一つの方も空にはしてからだったのだが、やはりそれなりに時間はかかった。 静音冷却ボックスに新しいクローンHDD収納し取り付けて、とりあえずPC本体は元の位置に戻さず(前述通り、一度仕舞ってすぐ出すハメになったら面倒なので)その場でケーブルつないで起動。 (5) 何事もなく起動キターーーーーーー!! 加えてにらんだ通り、いやいやもうそれくらいしか選択肢はなかったんだけどもやけに大きい高周波音はあらかた収まる。 よしよし手間も金も予想以上にかかったがなんとかなったかなと普段通り使い続ける(デュプリケータを注文してから届くまでの間に新規PCも取りに行って使える状態にはしておいた)。ってか、電源もHDDも交換してハードウェアの構成別物になってるんだが、アクティベショーンの方はどうなってんだろ?M/BとCPU、メモリは替えてないから別にいいのかな?ま、Microsoftから何か言ってこないんならまっ、いいかw 別に悪いことしてる訳でもねーし。 それはともかくとして、しかし・・・ 音の大半は収まったのだが今度はちょっとした高周波音がまた気になり始める(苦笑) 音の大きさとしては(3)の時と比べたら比較にならないくらいの小ささ、安い静音冷却ボックスでも効果はてきめんでついでに新規購入したHDDは回転数も5400回転に落としたものを選んだので、シーク音すら殆ど聞こえてこない。だからこそ逆にファンが原因であろう音が気になってくることに。 勿論PCそのものが無音で動くなんてことは有り得ない。自分も緊急用で持ってる、最近の超省スペースデスクトップPCなどは、CPUが低消費電力&低発熱ウリのAtomなどが多くてファンレスだったりもするからほんとに無音に近いけど、Core2 Quad積んでてエンコしょっちゅうさせるようなミドルタワー以上のデスクトップPCで無音に近くするためには、ケースを剛性・密閉性の高いいいものにしつつ、その分内部のエアフロー(冷却)も相当しっかり考えて金かけないといけない。 自分の場合は、特に先日CPUの温度測ったらヤバかったのが契機で、片側の蓋は軽く埃等を入りにくくしたうえで外してあるので、音が気になるのはある程度は仕方ない。 無論、一旦音が大きくなってから少しずつ中のパーツを変えて音が収まるまでに結局かなり日数食ってしまったので、その間に神経質になってしまってはいるのもあるのだが(苦笑) んで、こっからまともなファンコンまで入れるのは面倒臭過ぎるので、Speed Fanを導入、M/Bも対応してるようだし2つのファンどっちもPMW制御できる筈なんだが、何故か片方しか制御できん。使い方自体ちゃんと分かってねーからしょうがないか。 片方だけでも回転数落としてみて、でも余り変わってない気がしたので、CPUクーラー付属のファンを、使ってない12cmファン(前回ケースファン前面に付かないかと思って1つ買ってたもの)に交換してみようと再びPC取り出し。 (6) ただ困ったちゃんなことに、2つめのCPUクーラー、ファンの付け方がちょっと特殊で、フィンに2本ずつ細い溝があって、その溝にぴったり合うように特殊な形状のゴム製の止め具が付属されてて、それをファンにグリグリ押し込んで付けてから両側からフィンの溝にまたグリグリ押し込んで止めるという形なのだ。 ファンなんて軽いものだからそのゴム製の止め具自体は結構適当に押し込んでも大体固定はできるが、とにかく外すにも付けるにもある程度強引さ=力が要るので、M/Bに付けたままは無理。てか、付けたままやったら、クリップ式でもあるしまたクーラーごと取れるだけ。 壊してもしょうがないので結局M/Bをまた外して、クーラーも外して何とかファン交換。ついでに、前エントリー(2)で交換したケースファン、どうやら向き間違えて付けてたようで(苦笑)それも修正。(もっとも、しつこいけどこのPC前面からの吸気ないから間違ったままでも実は大して変わらなかったんだが) ・・・で、ようやくのことで、PCつけっぱでも全然気にならない音のレベルにまでこぎつけることに成功。ついでに蓋もまた閉めて温度変化見てみたが、前回蓋閉めた時のCPU温度が開けた時に比べはっきり上がっていたのはクーラーがちゃんと嵌まってなかったせいもあるようで、今度は密閉してもせいぜい1,2度変わるかな程度で殆ど変化なし。 どうやったって埃は時間経てばPCに入ってくるものだが、音的にも閉めてて済むなら閉めてる方が言うまでもなくいい。Speed Fanで制御できている方のファンの回転を6割くらいにして蓋を閉めたら更にしっかり音は絞ることができた。 交換したケースファンも若干ではあるが回転数の割にそう静かでもないようで、温度センサーなりファンコンなりの付属で回転数コントロール容易で更に静かなものを試せばまだ音絞れそうだが、それはおいおいということにしよう。ケースファンなんて高いものではないから2,3個無駄に買って試すのも簡単だが、流石に疲れたしまだPC本体以外で早めに買い換えたいものがあるので(これについてはまた後日エントリーに書くことになるとは思う)もう資金の余裕もほんとにない。 ちなみに、新規PCの方、ちょっとエンコさせて温度測ったらやはりミニタワーのせいもあるのか(ミニタワーだけどCPU性能的には今のCore2 Quadとほぼ同じ)若干温度高め。一応CPUクーラーのファンとケースファンは最初からショップの用意してる上位製品にカスタマイズしてあるとはいえ、やはりこのケースも前面吸気がぱっと見できそうもない。 まぁなんとか8cmファンでも無理矢理付けれないか後で考えるか。。 メーカー品は、冷却性能≒耐久性よりも見た目のデザインと静音性重視、ショップブランドは冷却性能≒耐久性よりも性能とコストパフォーマンス重視ってことなのかな・・・ そりゃまぁ当然っちゃあ当然だが。結局、PCは用途も人それぞれだし置かれる環境やどの点重視するかも人それぞれだから、自分の納得行くもの欲しけりゃやっぱ自作するしかないよね。ま、半分近くパーツ入れ替えて持ち直した今のPCと、既に購入してしまった新PC、どっちかが完全に逝かないことには次には行けないから、金もないけどあったとしても最初から自作に手出すのはしばらく先のお話。 5/21のエントリーでは『流石にというか未だに箱の方に関心とエネルギーはなかなか移ってはいけないw』とは書いたものの、今回これだけトラブルに見舞われると(今までは3年くらいがヤバくなるサイクルだったけど今回はその半分で、だし)、自作に手出さざるを得なくなる。 とはいえ、パーツを選りに選って値も張るしっかりしたもの揃えて、それでパーツの相性悪くて動かないリスクっつーか恐怖は、それこそ完全自作の経験一度もない自分には強くある訳だが。何台も組んでて慣れてる人でも、実際組み終わって初めて通電-電源入れる時は緊張でゴクリ・・とはなるようだし。 運悪く動かないと、自分の場合、原因が凡ミスっての除いては自分一人では究明特定が難し過ぎるってのが厳しいところ。 ただそれを差し引いても、今の気分としては、性能も冷却も静音性も全て兼ね備えたオリジナルマシンが欲しいw まあねぇ、音さえ気にしなければ性能と冷却を両立させること自体はそう難しい話ではないけれども。CPUクーラーを水冷にまでしなくても、エアフロー考えてきちんとしたケース買って、爆音でも風量強いファンをきっちり配置すればいいってことだから。 さて最後に、今回のトラブルで購入した製品とかかったおおよその金額を備忘録代わりに書いておくことにしよう。 ●(※10円以下端数四捨五入。5/21のエントリーで結果「失敗」したCPUクーラーの分は込まず。各リンク先は購入した製品のオフィシャル) ☆CPUクーラー(付属ファン込み)・・・3.5K ☆ケースファン・・・1.3K ☆電源(550W)・・・6K ☆内蔵HDD・・・4.7K ☆HDD静音冷却ボックス・・・1.9K ☆クローンHDDスタンド・・・4.5K 合計・・21.9K
Last updated
2010.06.07 00:30:57
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