【WOODPRO杉足場板専門店】スタッフブログ

2010/12/24(金)17:05

接着方法について

商品について(18)

こんにちは、足場スタッフ澄川です。 最近、「接着剤はどんなものを使えばいいですか?」「両面テープでも大丈夫ですか?」といったお問い合わせをいただく事が増えてきました。いい機会なのでこの場を使って簡単に説明していきたいと思います。 Q.「両面テープでも大丈夫ですか?」 【厚み5mmの場合】 厚み5mmの[T-5古材シリーズ]、[T-5C芯古材シリーズ]を一般のお客様が施工される場合には両面テープでの施工がオススメです。部分的に浮いてきたりする箇所は両面テープの量を増やしたりしないといけませんが、比較的気軽に施工できるメリットがあります。 業者様やしっかりと強度を出したい場合は、接着剤を使用して施工がオススメです。 接着性能が十分発揮されるまでは仮釘等を使ってしっかりと養生、もしくは接着剤+フィニッシュネイルで施工してください。 また、垂直面への両面テープでの施工は施工後しばらくして剥がれ落ちてしまう可能性がありますので、ご注意ください。 【厚み15mm/30mm/35mmの場合】 厚み15mmの商品であれば両面テープで施工できないことも無いですが、厚み5mmの商品と違い、板の力に負けて反ったり浮き上がったる板が多くなります。 30mm/35mmの場合、両面テープでは下地(施工面)に馴染ませることはほぼ無理なため、しっかりと下地を組んだ後、ビスや接着剤+釘等で施工してください。 Q.「接着剤はどのようなものを使えばいいですか?」 ご利用いただく商品と施工箇所によって変わりますが、硬化後も適度な弾性がある1液型ウレタン樹脂系接着剤がオススメです。 木工工作用に使われる木工用ボンド(酢酸ビニル系接着剤)は、接着剤自体に水分が含まれており、水分が蒸発することにより硬化します。その蒸発する水分を板が吸収し、含水率のバランスを崩すため反りや浮き上がりの原因となる場合があります。 また硬化後の弾性が大きくないため、周囲の環境に合わせて膨張収縮を繰り返す板の動きについていくことが出来ず、剥がれてしまう場合もあります。 具体的な接着剤の名前をお問い合わせいただいた場合は、こちらの商品をご案内させていただいてます。 コニシボンド 床職人 KU928C-X 接着剤が硬化するまでの間は、仮釘やフィニッシュネイル、ビス等でしっかりと固定して養生をしてください。

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