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カテゴリ:商品について
こんにちは、毛利です。
さて、今回はご紹介してきた古材風の商品の特徴についてです。 古材風の商品には、T-5C(5mm)、T-15N(15mm)、T-30N(30mm)と3タイプの厚みがあります。 同じ古材風でも、古材の芯の部分を使ったものであったり、新品を再利用したものがあります。 ■古材風タイプ共通点 【無垢の杉の板ゆえおきる事】 ・表情のバラつき 塗装を施す商品ですが、元板の表情により仕上がりが変わってきます。 ・反りの発生 含水率が18%程度に天日乾燥した材料を使用しておりますが、それ以上に乾燥した屋内では、さらに収縮して隙間が発生してきます。 使用条件によっては、5mm程度隙間が開く場合があります。 ・割れ 梱包選別段階で木口から20cm以内の割れのものは使用に大きな支障がないものとして、適量入っております。 ・芯割れ 完全に割れたものは入っておりません。 ただし、使用に問題ないとされたものは入っております。 【加工時に発生すること】 ・厚みのバラつき 厚みを加工する際に、節に刃物が負けて節周りの厚みにバラつきがでる場合があ ります。(記載表示±2mm) ・抜け節 厚みを加工した際に発生するもので、完全に節の抜けたものについては1枚の板に3箇所程度を目安にパテ埋めしています。 [T-5]古材シリーズと同様に釘穴やそれに類するような小さな節穴についてはパテ埋めをせずそのままとしています。用途によって気になる場合は、現地にてパテ埋め等で対応してください。 ・欠け 板同士を合わせた際に下地が見えるような欠けは入れておりません。 ■15mm厚に限り発生すること 15mm厚は加工方法により、裏面の仕上がりに大きく差があります。 下部の写真はどちらとも裏面の写真です。 加工方法により、裏面でも削ったもの(写真:左)と元板のままのもの(写真:右)があります。 生産の都合により、ほぼ半々の比率で発生しますが、梱包内に同じ比率で入っているとは限りません。 この写真の右から2枚目と3枚目が元板のまま、残りは削ったものです。 ■5mm厚に限り発生すること 5mm厚は古材の芯の部分と新品を再利用したものを混合して使用してます。 古材の芯の部分と新品では仕上げに差はありませんが、 加工する材料によっては、使い古した足場板特有の釘の抜いた跡がついている材料もあります。 特に穴埋め処理は施してありません。 このように悩ましい材料ではありますが、この辺りをご理解いただき、上手に使っていただけたら嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.14 15:52:34
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