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![]() 阿寒のアイヌコタンで買ってきました。 作詞・作曲・振付・演出家のアト゜イ (アトゥイと読む)氏率いるアイヌ詞曲舞踊団MOSHIRIのアルバム。 MOSHIRIのCDはこれまで13枚リリースされていますが、一般のレコード店では売っておらず、阿寒湖畔限定販売もしくはモシリ企画より通信販売のみです。 森の中で風や木々の音や鳥の声などからメロディーを感じ、それにギターで邪魔にならないように伴奏を付けるところから曲が生まれる―と語っています。 荘厳な「イオマンテの火祭り」テーマ曲で幕を開けます―なぜかエンヤの「Only Time」を思い浮かべてしまいました。 真ん中にムックリ三重奏を挟んで、歌が妙に耳に残る、アイヌ民謡がベースの「トノトカラウポポ(酒造りの歌)」 ―そして自然へのリスペクトを忘れていることに警鐘を鳴らす「ペウタンケpart2(危急の祈り)」で締め括っています。 さて。 阿寒に着いたのは10月5日の夕方5時半頃、日本の東の端ということもあって夕暮れも早く、バスを降りたときは既に暗く。 バスガイドさんから「イオマンテの火祭り」があると聞き、アイヌコタンに夕食を食べがてら観に行くことにしました。 食事に入った店でこのCDを売っていた、というわけです。 外は寒いので店の中で、オンネチセでのアイヌ舞踊が始まるまで、アト゜イ氏参加の著書や掲示してある記事を読みながら待たせてもらいました。 アイヌ文化の教えの一つに「役割なくしてこの地球上に存在するものは何一つない」というものがあり、自然に神々が宿るという考えのもと、大自然とともに生きてきたといいます。 阿寒湖からの松明行列が入ってくるとメインストリートはたちまち賑やかに。 酋長格の人が祝詞を唱え、トーテムポールのような祭壇の松明に火を灯し、小さいまりもを一般客も参加で大きな水槽に入れていきます―これに私も並びました。 その後、舞踊が始まるはずでしたが、翌朝は出発が早い上身体が冷えてきて、私はここで抜けて戻りました。 翌朝は早起きし、宿から道路を渡って数分の阿寒湖に散歩に出かけたら―このとおり、すごい霧。 ![]() ![]() ![]() 2007年10月10日 モシリ企画 MCD-013 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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