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カテゴリ:ライブレポ
―の前に、まず業務連絡。
・来週のライブ情報追記ございます。 ・青木智仁さんのファンの方で、これをご覧になってくださっている方、もしいらっしゃいましたら ― + ご面倒でなければ ―こちらを併せてご覧ください。 ![]() 書き切れなかった部分および敬称略 (2012.6.9 at岸和田浪切ホール) 【前半】 1. Passage "こんばんは。solo salt2012ということで参りました" このホールでは何度かやっていて"また帰ってきたな~" クラシック以外はPAを使うことが多いが、生音を届けられるのはピアニストとして嬉しい。 今日も曲順は決めておらず、リストから"皆さんの想いを汲んで" 昨日から梅雨入りで、全部雨の曲でと思ったら着いたら晴れ。 しかし"雨の季節も楽しむ大らかさを" その一助になれば… ピアノは会場と一体になる楽器 → 同じピアノでも会場によって響きが違う → 弾き方も変わる →梅雨の季節が終わったら夏、なので 2. ひまわり もう1曲有名な曲、しかしちょっとアレンジを施した。月・川にまつわる曲 3. Moon River 名曲をシンプルに弾くのは…ジャズの考え方が、与えられたテーマをいかに変化させて弾くかという時期もあった中、せっかく美しい曲だからそのまま弾いた方がいいとも思うように。 "ピアノが愛おしく思える" 自分の指と感性がついていくか…ピアノの意味も変わってきている。 それを踏まえてもう1曲。学生時代にフュージョンというカテゴリが出る前、高校時代にカッコいいと思った曲をよくコピーしたり…当時好きだった曲。 元々バンドの曲だが、弾きたいという気持ちが勝った。 4. Blitt train 5. Always and Forever (パット・メセニー) "美しい曲をいっぱい弾きたいな~という気分。楽しい曲をバンバン弾くのも楽しいけれど" 去年のライブから1年、昨日46歳になった。 42、3だと40に近かったが46となると"50に近い" しかし"切り捨てて40でしょ、4も切り捨てて10" → 梅雨に入ったのでこの曲は欠かせない。フランス語で"雨" "以前のファンの方はまたかと思うでしょうが、初めての人のために" 前世パリジャン、しかしフランス語は覚えていない。 "生まれ変わりというものがあるなら言語感覚位残しておいてほしい" パリに行ったとき、"オレ絶対ここに住んでた、そして教会でオルガンを引いていた"と思った話―だからフランス音楽が好きなのかと妙に納得。 自称"前世パリジャン説"を証明したのが… 6. ラ・プリュー 【後半】 7. Do You Still Care 8. ワルツ・フォー・デビー(ビル・エバンス) ジャズの名曲は自分の中にちゃんと入っていないと自分の音楽として表現できない。 ジャズスタンダードを作った人も凄いが、名演奏がたくさんあって、その人も凄いな~と。 ちょっと捻くれた感覚があって、捻くれた曲ばかり書いてしまい…"ひねくれのひねくれはまとも" 9. エンハーモニー 10. Forest "お疲れ様です" 今日のピアノはとても音が澄んでいて、ついついきれいな曲を弾いてしまう… →ラジオの番組で公言した以上"即興演奏します" このピアノの透明感は分かったから違う面を出したほうがいいよ…などと対話をしながら。 タイトルは…"そんなはずじゃないんでしょ" 11.(即興演奏) "引き出せたかな~、どうかな~" 美しいメロディーの方に引き寄せられる "皆さんがそうさせるのかも" 最後は譜面を…お守り代わりに "ピアノ君がラテンになるかどうか?" "曲があってこの通りに弾かなきゃいけない時はそうしますよ" しかし、今日みたいな日は"ピアノ、そしてお客さんとの対話"―弾かされているような感じ 12. ヒート・オブ・マインド 【アンコール】 "みんなと一緒に空気を感じて「ジャン!」と" → 大阪には来れなかったがSuper Salt Band再結成、来年ソロデビュー20周年の話… ソロになってからの色々な活動の1つがトリオ。井上陽介、山木秀夫と ―8/31、大阪ビルボードで。 "絶対来ないといけませんね" この頃アルバムリリースがなかったので来年に向けてギアを入れて…オリンピックに負けないように 13. Side by Side "もう1曲弾かせてください" 震災から1年以上、スッキリしない思いで暮らしてきたが… 想像を絶する苦しみも、自分のこととして置き換える想像力を失ってはいけない。 14. ふるさと 1年と数日ぶりのSALTさんのソロコンサート―今回もまたこの会場でした。 (前回) ライブは関西圏でしか行っていませんが ―(SALTさんのソロコンサートで)これまで行った場所は兵庫県立芸術会館、高槻(場所は―忘れた)、シークレットライブを当ててしまったときの会場、そしてこの場所。 ―会場による音の違いまでは分かりませんが、ピアノの音や会場によって選曲傾向や即興演奏が変わることに改めて気付き (一番顕著に感じたのは、音楽は生き物なのだと感じた大儀見元さんとのスペシャルデュオ。2010.11.16参照) ―そして、私が行った先ではたいてい"会場のお客さんの「気」に突き動かされて弾いている"という話が出てくるように思います。 他の地方でSALTさんのソロコンサートにいらっしゃった方、よろしければ鍵をかけていない時にでもシェアください。 個人的に1点残念だったのが…せっかくきれいな曲揃いだった日なら、FOUR of a KINDの「Jerash」を弾いてほしかったこと。 先月末、久々にAterier Zさんのホームページを見て、その週末に「basic」のショールームで青木智仁さんの愛器・機材などの展示があると知りました。 行きたいと思ってパッと行ける場所ではないのは確かですが… 2010年のSaltish Nightで、本田雅人さんとのメロディー隊のデュオで「Upward Mobility」が。 しかしこれもラジオで知ったし―FOAKの曲をどんな形であれ生で久しく聴いていません。 「音楽の神様」という番組で青木さん、 (自宅に入らないチャンネルでの放送だったため、YouTubeでさわりだけでも見られてよかったです。 アップしてくれた方、教えてくれた方、この場をお借りして―ありがとうございました) "生まれ変わってもベーシストになりたい"とおっしゃっていましたが―6年前の今日、49歳の誕生日に突然天に召されて、今頃は音楽の神様のお膝元で演奏していらっしゃるでしょうか… 合掌 (仕切りイラスト…スパティフィラム:6月12日の誕生花 http://www.ffj.jp/hana/s0612.htm) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月12日 12時49分43秒
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