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Serene state of mind

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2020年01月15日
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カテゴリ:ライブレポ
レポはお正月休み中に下書きしたのですが、大変お待たせいたしました。本文中敬称略
(2019年12月28日 atオリックス劇場)

佐藤竹善"オオサカ~!"
1.Tell Her About It
2.Visions

"皆さんこんばんは" 今日は初のビッグバンドとの共演
"こんなマニアックなライブへようこそ"
ジャズのビッグバンドで、あえてロックやポップスを、音楽のジャンルを超えて架け橋のように表現したい
→中学時代、ビッグバンドやホーンセクションというものに初めて触れた
3.If You Leave Me Now

ビッグバンドは初めて観る人もいて、どう楽しんでいいか? と感じているかもしれないが、"元々はダンス音楽"
+ 自身も元々ジャズシンガーではない。だがジャズを聴いているというイメージを持たせつつ、ジャズ派の人にもメロディーの良さが伝わるアレンジにしようと…
"ここから歌って踊る雰囲気にどうやって持っていくか"
今日はジャズの曲もあるが、最終的にジャンルなんて吹っ飛んでしまうように
→"シング・ライク・トーキングというバンドに所属してるんですけど"
元々ファンク系の曲だったが、いつかビッグバンドでというアイデアを温めていた
4.Together

"Togetherしました?"
今日はMC25分とかやっているヒマはない"中野サンプラザ公演から1曲増やしましたから"
今日のメンバーは"日本のジャズ界のトップオブザトップオブザトップ…"
今回のライブのためにバンド名を付けた。「Rockin' It Jazz Orchestra
Rockin' Itでロックの盛り上がりを表す

本日のゲスト:"ボクと同じ位カオが大きい" TOKU登場
"よく聞こえなかったんですけど""ボクもTOKU位痩せなきゃ"
TOKUは歌手としても素晴らしいが、彼のフリューゲルホルンは歌っているみたい
5.It Don't Mean A Thing
→アルバム「Cornerstones E.P」でもTOKUと共演しているが、今回エリックのアレンジで曲が新しく生まれ変わった。
かつてニール・セダカがスランプに陥っていた頃、エルトン・ジョンの後押しで作り、大ヒットしたという
6.Laughter In The Rain
"フリューゲルホルンっていいですね"
1982年に大学に入り、AORやブルーアイドソウルと呼ばれる音楽に出逢う。
ジャズを聴くようになったのは90年代だったが、自身にとってAORやブルーアイドソウルは色んな音楽のルーツをたどる入口だった話
"その頃の名曲3曲"
「Twilight Zone」…元々テレビドラマだったのが映画化されるとき、マンハッタン・トランスファーがテーマソングを新録"回り回って、今"
7.Twilight Zone / Twilight Tone
8.FM
9.Heart To Heart
"SLTもスティーリー・ダンに出逢っていなければもっとポップな曲を書いていただろうか"
大学時代、アパートの大家のおばあさんに文句を言われつつ練習していた曲

もっとビッグバンドの曲を聴かせたい、と中野サンプラザ公演の後で思いついた。
そのアレンジを頼んだエリック・ミヤシロの紹介
日系アメリカ人3世で"来日して30年"―日本語は板についているが、英語がなまってきた話
+ 実は竹善と同い年なので"選曲がツボだった"
そんな彼のアレンジなので、みんながリードボーカルをやっている感がある。
エリックからは追加の曲として2曲提案があったが、うち1つが正に一度ビッグバンドで聞きたい曲だった
10.バードランド
竹善"ボクの歌より拍手が長い"
ホーン全員はける

コーラスは東京では露崎春女、大阪ではFunk the Peanutsでおなじみの浦嶋りんこ
ミュージカル「メアリー・ポピンズ」で素晴らしいパフォーマンスを魅せていた話
11.Don't Know Much
→ホーン・セクションにも色々あり…ドラム・カホンの"イクト君…あ、ごめんクニトくん"
今回最年少で、かつてSALTの生徒だった彼が今や一流ドラマーに
タンゴやアルゼンチンのイメージ、と提案したら、エリックがスペインに行ったことがあるということもあり、やってくれた話
まずサックス5名フィーチャーで…
12.Roxanne
かつて70年・80年代は、テレビのヒット曲はその頃の音楽の影響を受けているのが多いが、その頃のサウンドが回り回って今は新しく聞こえる
"「1910年代に生まれた30代」かもしれない"…1940年代の頃のトランペットの空気感はエリックも自分には出せないと言う話
トランペット・二井田ひとみの紹介
13.It's Only A Paper Moon
竹善にとって825万回生まれ変わってやっと爪先ひとつ届くかな、と思っているボーカリストがナット・キング・コールと美空ひばり
歌・歌詞・曲全て主役だと考えているが、大人になるにつれて、歌い手が素晴らしければ詞も曲も全て超えてしまう…と感じるように
ナット・キング・コールへの思いを込めて…+トロンボーンはサックスもトランペットもつなげる表現力があり、"それ故難しい要求をされることも"
トロンボーン4名フィーチャーで…
14.Lover, Come Back To Me

"あっという間に佳境ですよ" …え、もう?とはSLTの3時間に慣れているから
"ボクは踊れません。ボクの踊りは蠢いていると言われた"
アルバムではサルサ・スインゴサの演奏だが、エリックにリアレンジしてもらった
15.Do I Do
16.Don't Stop Me Now
"Rockin' It Jazz Orchestra! ありがとう!"
―と言って去って…戻ってきて"あと1曲あった"

【メンバー紹介】(*ホーン隊の順番は忘れました)
サックス…
 庵原良司
 真野崚磨
 鈴木 圭
 鍬田修一
 竹村直哉

トロンボーン…
 中川英二郎
 半田信英
 鳥塚心輔
 野々下興一

トランペット…
 エリック・ミヤシロ
 小澤篤士 
 二井田ひとみ
 田沼慶紀

ドラム:北井誉人
ベース:川村竜
ギター:"ブッチャー浅野さんと親友" 梶原順
ピアノ:青柳誠
コーラス:浦島りんこ

"結構カッコよく帰っていったよね"
いつか歌いたかった。ゴージャスな歌心を伝えられたら…
17.Can You Stop The Rain
"ありがとうございました。Rockin' It Jazz Orchestra!"

【アンコール】
"ビッグバンドの魅力、ロック・ジャズの魅力が伝わったら嬉しいです"
今回のライブがきっかけで、ビッグバンドでライブをやりませんか、という話があった話
→"ツアーグッズコーナー" …しばらく前にPerfumeのライブに行った時、"ツアーグッズコーナー!"というのがあり、見習おうと思った
湯たんぽ…竹善がムーミンを描こうとしたら似ても似つかぬ生き物(?)が描けてしまい、そこまで違ったら版権も問題ないだろうということでキャラクターにしてしまった。そのキャラをあしらったのを、今回100個しか作らなかったのが既に完売
津軽びいどろという伝統工芸のグラス "これで焼酎でもいかがでしょう"

クイーンは小学校4年の頃から聞いていた。リスペクトも込めてエリックにアレンジしてもらった +TOKUも呼ぶ
18.Crazy Little Thing Called Love〈愛という名の欲望〉

【Kagamimochi】2020.jpg


今回は演奏予定楽曲を事前にSpotifyで公表しており、
見たところ、知っている曲JとBGift」収録の「Laughter In The Rain」のように、曲は知っていても実はオリジナルを知らない、という曲も含む)と、全然知らない・タイトルだけ見ても思い出せない楽曲が混在しており、
これを機にSpotifyにユーザー登録してもよかったのですが、この際、知らない曲のCDを探して聞いてみることにしました。
シカゴの「If You Leave Me Now」など、聞いたら"あ、あの曲か"というのもありましたが、
この度は竹善さんのおかげで、未知の音楽やアーティストに触れる機会が一気に増えました。
ピーボ・ブライソンマシュー・モリソンのCDがライブ当日までに見つかりませんでしたが、ビリー・ホリデイの「Lover, Come Back To Me〈恋人よ我に帰れ〉」のラジオ番組用収録音源のCDが図書館で見つけられたのは幸運です。
Tell Her About It(を収録のビリー・ジョエルのベストアルバム)の"予習"中、これはライブで盛り上がりそうだ…と想像していたら1曲目でございました。

どのタイミングで話したかは書き落として忘れてしまったので、本文中には書かなかったのですが、今回の東京・大阪公演のライブ音源は春にでもCD化される予定とのことです。
数年前に角松敏生さんとビッグバンドの共演のステージを観た者としては"ついに竹善さんもビッグバンドとの共演が実現してくれたか"
今回のステージが東京と大阪だけで終わってしまうのはもったいないし、
 今回のライブは全国のファンの方にも観てほしいとは私も思ったので、
  Rockin' It Jazz Orchestraで地方追加公演やツアーができれば理想でしょうが、
   どんな形でも(たとえば角松さんと共演したアロージャズオーケストラのように、地元のジャズオーケストラと、など)竹善さんとビッグバンドの共演のステージは今後も実現してほしいですね。
そのあかつきには、SLTの曲ももう少し演奏したらどうか…と。
この日の「Together」のみならず「風に抱かれて」「My Eye's On You」なんか似つかわしいと思ったもので。(他のファンの方はどんな曲を想像されるでしょうか)
あるいは今後、SLTがビッグバンドと共演しての新曲が誕生するでしょうか…

そういえば竹善さんは、本田雅人さん(東京公演のみ。一度Saltish Nightには出ていましたが)梶原順さんとの共演はこれまでなかったような…
エリック・ミヤシロさんはSLTの「Empowerment」のレコーディングに参加されていた後だったか、竹善さんがラジオで"日本一高い音が出せるトランぺッター"と紹介していたなど、お噂はかねがね、だったのにこの日までステージを観たことがなかったのですが…聞きしに勝る素晴らしいトランぺッターでした。





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最終更新日  2020年01月15日 21時39分18秒
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