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カテゴリ:ライブレポ
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【2024年5月26日 atオリックス劇場】 佐藤竹善、1人ピアノに… 1.心のevergreen 塩谷哲、ピアニカを手に登場 →SALTとピアノを交替 2.(?) "え~、ようこそいらっしゃいました" CYFは今年で24回目 "皆さん好むと好まざるとにかかわらず、色んなアーティストが登場" 最初は竹善の誕生日である5/5に開催。その後5/4に…今回やっとゴールデンウィークを外した。ミュージシャンも客も皆、生活が変わってくるので、もうゴールデンウィークを把持して自由に ベテラン・若手とゲストは様々だが、基本はSALT&SUGAR 「"塩"谷哲と"佐藤"竹善」で…今時昭和の人も付けないユニット名。元々音楽をやると決めてはいなかったが、お互い得意なのが歌とピアノだった。 (1)…これが売れなければもうダメでしょうと言われたころに書いたが、その次の曲からじわじわ売れるようになっていった (2)…アル・ジャロウの曲。 対照的な2曲から始まったが、次はSALT&SUGARのシンボル的な曲でありレパートリー 3.Wonderful World →"CYFが初めての人?(挙手を求める)…あ、そんなにいないんですね。皆さんお馴染みさんですか…でも初めての人に伝わったでしょうか?" 昔はメガネが要らなかった…遠くは見える。 昨年から色合いを増やしたくて、この2人にも出てもらっている…ジュスカ・グランペール "ヒロちゃん、まこっちゃんです" ヒロは「ルパン三世 カリオストロの城」のカリオストロ伯爵に年々似てきている… "今日、城を抜け出しまして…大好きな竹善さんに会いに" 伯爵の服装で写真を取っていた話 この2組で何をやろうかと思い、選んだのがビートルズの楽曲で、少女が家出をする歌だが、ジャズもクラシックもポップスも同じ「音楽」だと思える…という話 4.She's Leaving Home →"続いては2人の世界をお楽しみください。" ヒロ"こんばんは" ジュスカは京都で結成して今年で25年 25年やってきて、大先輩もいてまだまだこれからだな… 5.レッド・レジェンド 竹善"年々すごくなるね、2人" 是非今後も出てもらって…FM COCOLOで6年間番組をやっていた話 →"演奏者をもう1人" オルケスタ・デ・ラ・ルスを作って渡米して全米11週No.1になったアルバムを作った男 今日はSALT&SUGARとの絡みがなかったので、ここで… 大儀見元登場 "なるべくSALTの出番を減らして…ファンを減らしていこうかと" 本日最初のゲストは… いつもはラジオやテレビで知る・イベントでお見かけしたことでゲストに呼ぶと決めることがほとんどだが、珍しくスタッフから紹介され、ワン&オンリーな素晴らしい表現力だと思った +CYFが始まった頃にはまだ生まれていなかった… Myuk登場 "皆さんはじめまして、ミュークです" CYFは初めてだが、皆さんに会えるのを楽しみにしていたし、大先輩と同じステージに立てるのは光栄 ジュスカ・元のステキな演奏で… アニメ「約束のネバーランド」のテーマソングでもある…楽しい思い出は魔法みたいだ、という歌 6.魔法 →2月にアルバム「アルカナ」をリリース。そのタイトル曲 歌いながら旅をする吟遊詩人の歌。悔しい思い・辛い事もあるが、素晴らしい事もたくさんある、という歌 7.アルカナ →竹善"デビューしたのは?""2021年" 個性的な声…かつて、デビューしたての絢香やスキマスイッチがCYFに登場し、当時は誰だこいつは、と見られていた人達も今は凄いことに いつもゲストと1曲歌っているが、"なんでこの曲を?""昔から好きだった" ミュークの世代が歌っても伝わる。世代によって伝わり方が違うのも歌の楽しさ 8.メロディー(玉置浩二) 20代前半…"皆さんの妹さん位でしょうか" 歌が好きで表現したいという思いが強いのは良い →次のゲストもCYFが始まった頃は生まれていなかったが、林哲司のトリビュートコンサートに竹善が出た時、彼女が歌っているのを"モニターで見てびっくらこいだ" ―が、実はゴスペルでバリバリやっていてテレビにも出ていて…"いかに自分がテレビを見ていないか" 目下、ミュージカルの準備に忙しい中来てくれた。 鈴木瑛美子の紹介 "早速歌わせていただきます" アンジェラ・アキ作詞・作曲の… 9.カナリアの歌 竹善"出だしの喋り、落ち着いてできたじゃないですか" リハで"ワタシ、トークポンコツなんです!"と言っていたが… "小さい時からゴスペル?""ハイ、そうなんです!!!" 父親がゴスペルの講師で、教室の後ろで絵を描きながら覚えた ミュージカル「ムーラン・ルージュ」が近い話 "ミュージカル…歌、踊り、セリフ…" →今回のコラボが"ボクにこれ歌わす!?" まさかのビヨンセ…しかし"踊らなくてもいい" 瑛美子、上着を脱いで"ムーラン・ルージュもどき…一肌脱がせていただきました。" 10.Love On Top SALTと元がステージに残され… "始めちゃっていいですか""よっしゃー" →"ここでもう1人素晴らしいゲストを" 大黒摩季 "さあ、中高年の皆さん、よかったら" 11.<メドレー>「熱くなれ」 ~"次は一緒に歌いましょう"「チョット」 ~シェイカーを手に"楽しいな~"「夏が来る」~「あなただけ見つめてる」 竹善"大ヒットナンバーをこんなに、出血サービスもいいところ" 本日一番ビヨンセっぽい →"お帰りって言ったらお帰りって言ってください" なぜそんなことを、というと…竹善は昨年、肺気胸で入院して"そんなことがニュースになるなんて" 四国から渦潮を越えて大阪に来た話 この2人が接点があったのは不思議かもしれないが…1990年代のコーラス時代のステージでSING LIKE TALKING・竹善達を見ていた "あの頃はセンパイと何かやったら飲みに連れ出されていた。今はコンプライアンス上モンダイ" 永く長く歌っていただきたい… →コラボ曲は竹善が決めてと言われて…なぜこれを摩季ちゃんにうたってもらいたいかというと、 パンチ系のボーカルの彼女に…映画で言うならコメディやパンチのある役者がセリフも動きもない静かな役、みたいな新境地 「夏が来る」の後に… 12.冬が来る前に(紙ふうせん) "ふーゆーがー"で鳥肌が立った 実は彼氏募集中…という話 さっきの日本のビヨンセみたいな娘がいたら"家の中が賑やかになるだろうね" →90年代は自分たちのことでいっぱいいっぱいだったが、この曲をいま改めて聞くとジーンと… "おませさんで作った曲が54歳になって沁みる曲になるとは思わなかった" ウッドストックを見て、みんなパッと覚えて歌える曲をと思って作った話 挙手を要求"いいリハビリになりますよ" 13.ら・ら・ら "ボクより断然年下なのに、姐さんと呼びたくなる" さっきなんで2人で花道に?と思った話 CHAGE&ASKAの「ひとり咲き」が出た頃、竹善はフォークギターをやっていたのでコピーした話 その後80~90年代で成熟・成長… ASKA登場 竹善のことをコアラ、それも木に止まっているコアラみたいだと思っていた話 先程大黒の話を聞いていて…彼にとって竹善は「突然現れた人」だった。 SING LIKE TALKINGは歌だと思っていて、あるときSLTの~…という紹介の後に佐藤竹善、と聞いて"あ、バンド名だったのか" そんなこんなで名古屋のZIP FMで会って、当時竹善はASKAの「はじまりはいつも雨」をカバー 声は人を表すというので…竹善の声は優しい。また竹善はどんな歌も竹善の色に染める 自分はバレたくなくて色んな声を出すが… "今日歌うのが人の曲でもいいならそうしたかった。自分の曲ばかり歌うのもつまらないから" "じゃあまた呼んでいいですか" →"ASKAが動いているのを初めて見たという人は?"(挙手) CHAGE&ASKAでデビューしたものの、ここまでかな~と思った時期があり、"いやいやそうじゃない、なんでこう思うんだろう"という… 14.(?) 次は超メジャーな曲 15.SAY YES 竹善"よくこんな曲書きましたね" ドラマ「101回目のプロポーズ」…当時竹善は28歳、SLTの4枚目のアルバムがやっと売れた頃。 何かパンチのある曲を思っていて、「SAY YES」のイントロのジャーン…というのをそのまま使ってしまったのが「With You」 オフコースの「ラブストーリーは突然に」の出だしもそんな感じだと思ったのが「SAY YES」 その二番煎じを狙ったのが「YAH YAH YAH」だった話 実はドラマで使われたのは「SAY YES」の2番だった。当時「愛は勝つ」みたいな曲を作りたかったので + 何かのドラマで電話をかけるシーンがあり、その時にその番号が映ってしまい、タイヘンなことに その電話番号の持ち主がお詫び代わりにテレビ局に要求したのがCHAGE&ASKAのコンサートチケットだった。 その事件がきっかけでプロデューサーが聞き込んでくれ… 「SAY YES」は小田和正とKANと間違い電話事件がなければ生まれず、それがなければ「With You」も生まれなかった →当時、8cmシングルのCDを買ってきて、早く聞きたくてパソコンで聞こうとしたら、アダプターがないとダメで、パソコンから取り出せなくなってしまった話 今回アレンジを考えたら、いつの間にか竹善のパートが多くなってしまい、 "今日しか聞けない…なんで竹善ばっかり歌うんだとか書かないでくださいよ" 16.はじまりはいつも雨 しかし…ASKA"ちょっと違う…歌えない" 焦る演奏陣 実は竹善と立ち位置が逆だっただけ。交代して…テイク2 "ASKAのためだけに2人でカラオケに行ったカンジ" メロディーもコードも和音も…よくこんな発想が… →今日は多彩なアーティストで個性豊かな… 「はじまりはいつも雨」はリハーサルのたびにやることが変わり、本番もやはり… (主旋律の譲り合いがコントみたいで爆笑でございました) ちょっと短いがSALT&SUGARのコーナー。 笠木シヅ子と服部良一 ―の息子の服部克久が、ドラマ「ブギウギ」には「カツオ」という名前で出ていた"サザエさんじゃないんだから" その息子の服部隆之がドラマの音楽を担当。 その彼が一番尊敬するピアニストがSALTだという話 服部克久の「音楽畑」の「処女航海」の歌詞は誰に書いてほしいかと聞かれ、なかにし礼さんにとリクエスト…実は竹善の高校の先輩 17.処女航海'99 イントロはSALTに、パリジャンみたいな感じで頼むよ、と言いつつ自由にやってもらった →大儀見元を呼ぶ 彼は2枚組のソロアルバムを出した。サルサなど、そしてロック・ポップス的な歌モノもある 歌が好きなプレイヤーは雰囲気が違う… "ここにチラシを置いてたんだけど、片付けられちゃいました" 「シャフト」はポップス系、「リング」はラテン系 "今日売ってますんで、良かったら" 客席から"買いました"と声が上がり…拍手 色んなタイプの音楽をサポートしてくれた彼らならではのプレイで 18.ブラックバード →"色んな音楽をやって楽しい" あらゆるジャンルの歌も結局は音楽なのだ、というのが幸せ 竹善は今年ソロデビュー30周年 マーチンを見習って"とにかく記念モノは全部やれ" Neighbors Complainと5人のバンドのようなステージで、東名阪ツアーの他にクラブのGigツアーもある 世代が違うと同じ曲を聞いても解釈が違う →先の「風のハミング」でKANちゃんをやっとしっかり送れたように思う このCYFにも出てくれた。その時はコントはやらされなかった 2年前にカバーした曲で、この場なりにKANを送り出したい… 19.(?)~カレーライス "ごちそうさまでした" <アンコール> メンバーを1人1人呼ぶ "今年もこのフクザツな歌をみんなで歌って締めくくりたいと思います" 20.星の夜 "ありがとうございました。また来年" 今回は、大ベテランが2名に若きブライテストホープが2名と、両極端な顔ぶれだな、というのが、ゲストの発表があった当初の第一印象。 自分の意思とお小遣いで初めて買ったCDが、大黒摩季「いちばん近くにいてね」(シングル)でした。 蛇足ながらアルバムは、SING LIKE TALKING「Welcome To Another World」かEarth, Wind &Fire「Dance Tracks」だったか。 そして中学時代は流行のJ-Popに興味がなかったものの、エレクトーン教室でCHAGE&ASKAの「SAY YES」を習い、それをごくシンプルにアレンジして合唱部の全体練習の休憩時間にキーボードで弾いていたら休憩時間が過ぎていて、先生がそのまま続けろと言ったので最後まで弾いて喝采を浴びてしまい、それがきっかけで後輩と幾分フラットに話せるようになった…という出来事がありました。 そんな思い出があるので、このライブは楽しく聴けました。 音楽はその時々の記憶を呼び起こすものです、良くも悪くも。 白状したとおり、SING LIKE TALKINGの数ある楽曲の中には、その時々の楽しい思い出を呼び起こす曲が色々あると同時に、辛い出来事と結びついてしまって今も聞きたくない歌ができてしまったのも―ファン歴がそれだけ長いからってことで。 結婚、新型コロナウイルス蔓延、資格試験、転職活動…と色々ある中で、気が付くと音楽から遠ざかっており、スイッチが切れたようにピアノも弾かなくなりました。 とはいえ、元々結婚以来ライブに行く頻度はかなり減ったし、独身時代ほど熱は入れられないのは確かながら、2021年初秋以来、音楽を再開したくなってきました。 教訓:レポはメモしたのを転記するのみですが、感想だけは薄れないうちに先に下書きに打っておいた方がベター ―というのに加えて、お待たせしてしまったお詫びといってはなんですが、 ![]() さて696969アクセス目のジグザグを踏む読者様はどなたでしょう!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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