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カテゴリ:ライブレポ
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(2025年5月25日 atフェニーチェ堺大ホール) <SALT&SUGAR> 佐藤竹善・塩谷哲登場 1. Goodbye Yellow Brick Road 大儀見元を呼ぶ 2. Mornin' "みなさん、ようこそおいでくださいました" 今年も"SALTISH~じゃなく…これは東京のイベント" CYFを開催できた "オシャレな街、堺で" フェニーチェは別のライブも合わせると2回目 "面白いと思ったらSNSでバンバンつぶやいてくれていい" 客席ライトを要請 "一番上までビッシリじゃないですか" 今年SALT&SUGARは29年目…SALT、元の紹介 "今日はピアニストであの人もその人も来てるし…" (1)…エルトン・ジョンはライブ引退を宣言した話 →SALT&SUGARの数少ないオリジナル 一見シリアスなメッセージながら、敢えて明るいトーンにした 途中の英語の歌詞「What I could tell you what I'm feeling I will smile like you」 は…なぜそんなのを入れたかは日本語部分を聞けば解る + 間奏部分のスペイン語は元が歌っている… 「人生で一番大事なものは何か?薔薇を手にした浅黒い肌の少年が教えてくれた。それは決してお金ではない」という意味 "叩きながらここを歌うのはけっこータイヘン" 3. 薔薇と少年 このイベントは"ホストを兼ねている"ので、司会者のように喋りながら歩き回る 若手を紹介しつつ、素晴らしい先輩もお呼びする… →今回はピアニストとして <KO-ICHIRO> Skoop On Somebodyは最多出場。SALTとは違ったピアニスト ピアノはまさに十人十色という言葉が相応しい SALTはビブラートをかける…"実際はかからない""気持ち、気持ち" そして"竹善さん、お誕生日おめでとうございます" 実は竹善と同い年…厳密に言うと同学年だが、"お兄ちゃんとして、いつも頼りにしています" S.O.Sは大阪生まれの"お笑いグループ" 基本、歌モノばかりだが、1曲だけS.O.S名義でインスト曲がある。様々な人とデュエットした楽曲のアルバムで、楽器同士のデュエットがあってもいいのでは、と作った曲 Twitは、今はXになっているがツイッターのTwit 4. Twit & Chat 竹善と握手 "9ヶ月アニキだが、25倍位落ち着いている" 自分みたいにテンションが高い喋り方じゃない →今回の共演で選んだのは…元Earth, Wind & Fireのモーリス・ホワイトのソロの曲。竹善はクリスマスアルバムで平原綾香とデュエット 5. I Need You "この後もピアノを手伝ってくれます" 粘りのあるピアノはゴスペルの影響 "あっち行ったりこっち行ったり…" 次のゲストは…"ブラジルって行ったことあります?" ある日テレビで見た時、すごいなこの人…と思った。 優しい人・優しい声だが、見落とされがちなのがグルーヴ。その辺にも注目を <小野リサ> まず日本の名曲を共演…SALT、元と "ライブでよく歌うんですか?""石垣島で初めて唄って感動して、それ以来" 元々ビギンの作曲。しかし竹善は"考えてみたら歌ったことがなかった" 6. 涙そうそう "竹善さん、ありがとうございました" →"皆さん、こんばんは…コンニチハ" 実は日本とブラジルが国交130周年で、ボサノバ・サンバの曲を1曲ずつ 「私の目は見えなくても、心は感じることができる。私は愛を感じることができる。そして1人では生きられないことも知った」という歌 7.Wave "塩谷さ~ん! …あーステキ、素晴らしいです" →サンバの曲。カーニバルの打楽器隊のこと 8. バトゥカーダ 竹善戻る"KO-ICHIROの演奏の後ろ姿がレイ・チャールズにそっくりで見惚れていた" 初期の頃のCross Your Fingersに出てくれた時、まだ大学生だった。 そして"ドーンとビッグになって…みんなオレを越えていく" <矢井田瞳> 2002年にCYFに初めて出演。2017年にも出て、今年2025年、CYF25回目…自分も今年デビュー25周年 "今の私があるのは竹善さんのおかげなので、メチャメチャ感謝しています" 9. Ring the Bell 実は高校の先輩…"KO-ICHIROさ~ん" ―といっても実際は在学期間は被っておらず、共通の先生もいないし、KO-ICHIROが卒業当時はなかった学科にヤイコが在籍 →それぞれの日常で楽しい事ばかりじゃないが、愛情と呪いが入り混じった世界を逞しく生きてほしい…という歌 10. アイノロイ 竹善"ヤイコ全然変わってないね" ヤイコ"竹善さんみたいなカッコいい先輩が多くて、追いかけても追いかけても追いつかない" 今回2人で歌うのは…英語の部分は竹善と決めていた話 "これをボクが歌うんですよ!" 11. My Sweet Darlin' "いつまでもステキですよ…多分70になってもああだと思いますよ、ヤイコは" →ヤイコとは対照的だが、ステージが始まるとヤイコ並み…大好きな男。彼も天才肌? <押尾コータロー> "佐藤クンでした"…オシオとサトウとシオ 今回はシオ同士のコンビで… SALTと 12. Gold Rush "シオシオでございます" ギターを交換…後ろのテーブルにドリンクが3つあって"どれが自分のだっけ?" 13. ボレロ 竹善"シオシオ、素晴らしい! …この曲、取り組んだんですね" かつて、ラジオであまり喋らなかった頃から押尾のラジオを聞いていた話 当時はもっとしゃべれよ、と思っていたが…今や飛ぶ鳥を落とすトーク →珍しい曲を。押尾と、作詞家の松本隆の楽曲を共演した話。松本ははっぴいえんど解散後に作詞家として成功 その松本のトリビュートアルバムに参加を打診された際、食事に誘われ、その時に何か歌えと言われ、コードが難しいので押尾に頼んだ話 "その時だけじゃもったいない、今回ココで…" 押尾独自のチューニングのギターで… 14.タイム・トラベラー "オシオとサトウ""無駄がないね" SING LIKE TALKINGの35周年にもゲストで演奏してくれた話 このCYFには俳優も登場してくれた。原田芳雄、江口洋介、中山美穂… 役者が歌う歌はどういう世界観を持っているんだろうか…今回も堪能したい <斉藤由貴> "ボクと由貴さんが喋っていること自体が不思議だと思いませんか?" "何とも言えない場違い感…"出演依頼に即答したが、安請け合いしてよかったんだろうか… 15. 悲しみよこんにちは …「めぞん一刻」の主題歌だが、今回はデビュー40周年のセルフカバーのアルバムでは今回のような感じのアレンジで収録しているので、その変化にも要注目… →初期の頃の曲。"銀色夏生という詩人がテレビに出ている私を見て、この人の曲を書いてみたいと申し出てきた" 16. AXIA~かなしいことり~ 竹善"歌はずっと好きだったんですか?" 由貴"アイドル歌手になるとは思っていなかった" 松本隆の「卒業」をいただいた時はホッとした…優しいフラットな素朴な世界観で、そういう曲を歌えたのは運が良かった。周りに助けられた 竹善"才能よりも、才能ある友達を持つこと" 竹善にも医者である同級生のいる病院で人間ドックをやってもらったり… →このイベントでは必ず1曲デュエットする。 家族がテーマのドラマの主題歌として発案し、カバーした話 17. 夢の中へ "俳優さんって世界がありますね" 自分にない才能がある人に憧れる… "生まれ変わったら横浜流星になりたい""でたらめだね" SALTが最近、オーケストラの楽曲のアルバムをリリース。願わくは大河ドラマの音楽をやってほしい… →SALT&SUGARは29年目だが、他にも竹善は小田和正と「Plus One」、SALTは津軽三味線奏者の上妻宏光と「あがしお」をやっていた。 そのSALTは…→ヤイコ再び "しおのやと やいだで しおのやいだです" そして"ヤツを入れてセッションを" 押尾コータロー "2人そろって「しおしお」で~す" "大阪でこんなんで大丈夫? 笑いの街だぞここは!" このメンツでやるのは…ヤイコが弾き語りだとやりにくい 18. Not Still Over "楽しい仲間達ってカンジです" 客席証明を笑点位の明るさにすることを要求 "それぞれのアーティストの素に近い部分をお見せできるイベント" →"洋楽です。ソウルです。ちょっとジャズです" 19. Boogie Down "SALT! 大儀見元!""ホスト・佐藤竹善!" 素晴らしいメンバーと一緒だと、自分だけでは出せないメロディーが引っ張り出される… "お知らせ" ・SALT&SUGARのツアーが始まった。 既に東京公演は終わったが、大阪は8月に。 そして来年は30周年…大阪でのライブは"大阪城ホール…が見える所でやる""デタラメだな" ・先述のSALTのアルバムは、あとはジャケット写真などがあるが、来月にも世に出る予定 ・フラメンコギタリストの沖仁と「哲仁〈てつじん〉」というユニットでツアーがあり、5月31日に箕面で…他に東京と名古屋で 沖仁は"ホントにスペインの風のようで小気味いい" ・今日(5/25)23時15分から、テレビ番組「エイトジャム」で、ピアノ弾き語りについてのコーナーがあり、なぜか竹善が取り上げられている話 →堺というオシャレな街でこの歌を歌えて嬉しいです" それにしても"なぜフェニーチェというイタリア語の名前がついているんでしょう" 20. 恋人 <アンコール> 竹善"皆さん楽しんでいただけましたでしょうか! お客さんもいいカオしてらっしゃいます" ラストは…本日のゲストを出演順に呼ぶ 押尾コータローを呼ぶとき"走れコータロー!" →何年か前から、恒例でSALTのこの曲を歌っている。 "転調が多くて難しい" 今日はKO-ICHIROのハモンドオルガンも入って、よりゴスペルっぽく "SALTさん曲名は?""ん~~" (21)「星の夜」 cf. http://estrangeiros.jp/archives/category/bateria/ 昨年と比べると今回はベテラン寄りのアーティストが多かったように思いますが、今年も素晴らしかったです。 当初、今年のCYFを5月25日に堺市で開催したのは、てっきり万博で混雑する大阪市と大型連休を外したという配慮だと思っていたのですが、 同じ日に角松敏生さんのライブがフェスティバルホールで開催だったそうで。 元々竹善さんのバースデーイベントとして始まったこのイベント、 今回のレポはSALTさんのお誕生日である6月8日にアップすると決めて下書きを用意いたしました。 ヤイコのお言葉に「デジャヴ?」と思ったのは私だけではないであろう、と思います。 竹善さんも大先輩へのリスペクトをライブでよく口にしていますから。 歌というのは身体が楽器と言えますから、健康に留意して、末永く活躍していただきたいものです。 今回一番印象に残ったステージが、小野リサさん。 かつてテレビを持っていた頃、2度程お見かけしました。 彼女と竹善さんのデュエットが「涙そうそう」だったのは意外であると同時に、これもCYFならでは。 今、自室に世界地図を貼っており、ブラジルはざっと見て赤道~南回帰線に国土のほとんどが入っているので、南国同士と言っても間違いじゃないでしょうし。 なお、私にとってのブラジルへの橋渡しは彼女ではなく、ジャヴァンという吟遊詩人的なシンガーソングライターだった―のは既述のとおり。 これまた既述のとおり、かつて音楽をやっていて、その目的でポルトガル語を学習していたことで、ブラジルの言葉や文化に多少心得があったため、 昨秋、夫につられて格闘技を習うことにした際、空手かカポエイラか天秤にかけた―のですが、 残念ながら、練習で膝を痛めたのに加えて、この春に通勤中に足首を捻挫してしまい、ますますスポーツから遠ざかっております。 泣き面に蜂とはこのことですが… その日は痛みと不安定さはまだありつつも、足首サポーターを付けて日常生活を送れている頃でしたが、 このライブ・およびフェニーチェ堺にいらっしゃった方はご存じのとおり、最寄の南海高野線・堺東駅からちょっと遠いホールなので、 着いた時は足首に疲れがたまっていました。 なので、最後にスタンディングオベーションになった時、立ち上がるのは控えたことはお目こぼしを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年06月08日 18時45分22秒
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