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夏休み中に思い付きで、二人で映画に行こうと夫に提案し、その頃上映していた中から夫がピックアップしたのが、
2024年8月に封切られて以来ロングヒットという「侍タイムスリッパ―」でした。 時は江戸時代末期、会津藩士・高坂新左衛門が長州藩士の武士と果たし合い中に落雷、 それが引き金で、新左衛門はあろうことか「現代の京都の時代劇撮影所」にタイムスリップしてしまう。 江戸幕府が既に滅んだことを知って愕然としたものの、 身を寄せていた寺で時代劇のロケが行われ、エキストラとして参加したのを機に、 「時代劇の"斬られ役"の役者」として身を立てることを決意する… ―と、これだけ見ると、コメディとSFと時代劇をごったにした荒唐無稽なストーリーに思えそうですが、 なんのなんの。大笑いし、クライマックスの決闘シーンでは手に汗を握り… 上映場所はいわゆるミニシアターの類で、観客はざっと2、30人位だったと思いますが、 エンドロール後に自然発生的に満場一致で拍手が沸き起こるとは、なかなか見られない光景でした。 ―てなことを両親に話したら、なんと既にテレビで放送されたとな! (*自宅にテレビがない) そうだとしても、映画通とは言えない私でも「映画館で観るべき映画」として自信を持って推すことができます。 だからこそ、映画(DVD鑑賞した作品も含む)の事をブログに滅多に載せない中で今回ネタにしてしまったわけで。 キャストやスタッフの一覧などを見ると、「脚本が良い・面白いから」出演依頼を受けた・撮影場所や労働力を提供したというコメントの多いこと。 実のところ、予備知識がほとんどない中で"面白そうだ、これにしよう"と二人で決めて観に行ったもので、 海外でも大好評なことや、2025年3月に日本アカデミー賞を受賞していたことも、行った後で知りました。 しかも宝塚歌劇団の演目にもなっているとな! 既に公開から1年以上過ぎている2025年9月時点では上映している映画館は数える程のようですが、 それでも行ける範囲の映画館で上映中に観に行けたのは実に幸運だったし、 今後も細々なりともロングランを続けていただきたい…とも思いました。 何より、「今までの自分が通用しない」世界に突然放り込まれながらも「できることを見つけ、未来に向かって人生を切り開いていく」という主人公の姿は、 数年前に「1つのステージが終わりを迎え、新たなステージを求める必要に迫られた」という転機を迎えた自分とも重なるし、そうあるべきだとも思う ―と感じたのは、私だけではないかもしれません。 cf. https://www.samutai.net/ https://gaga.ne.jp/samutai/theater/ https://www.youtube.com/watch?v=4gkWImA75sA 「謎なぞ35」の答え:(*当初、意図していた答えのご紹介といたします) (1)「ブータン」…~語とならない。公用語は「ゾンカ語」 (2)「タヒチ」…フランス領。他はアメリカ領 (3)「K2」…植村直己が登頂していない (4)「宮城」…都道府県と県庁所在地の名前が違う (5)「イギリス」…2025年8~9月現在、通貨がドルではない (7)「マルテーロ」…カポエイラの蹴り技の1つ(空手の横蹴りに似ている)。他はフェンシング用語 (8)「X」…単独の元素記号がない。U:ウラン、V:バナジウム、W:タングステン、Y:イットリウム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.09.14 15:33:27
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