気ままに趣味生活

J2第23節、ザスパ草津－サガン鳥栖戦が県営敷島陸上競技場で行われ、
ザスパが佐田のJ初ゴールで1―0で勝利して今季4勝目。
鳥栖からは前回のアウェーでの対戦に続いての勝ち点3ゲット！
（お得意様！？笑）
この試合、試合前の登録ミス？で鳥居塚が出られず。
出場停止の山口と合わせて2人の攻守の要を欠きながらのスタートとなった。
代わりに急遽小久保を入れ、またFWには前橋育英高3年のJ特別指定選手、
反町一輝を2戦目で初スタメン起用、
トップ下には反町の先輩となるMF佐田を同じく今季初スタメンで起用した。
ザスパは前半40分、鳥栖のMFビジュの突破を足で阻んだDF籾谷が2枚目のイエローで退場！
10人になったザスパはDFラインにボランチの氏家を下げて何とか急場を凌いだ。
後半になると小久保を下げてボランチを1枚にし、
DFには今季初出場となる柳澤を入れた。
後半早々、ザスパは鳥栖に攻め込まれるが、
13分、一瞬の隙をついたカウンターで斎藤→樹森→佐田と繋ぎ、
最後はそのままドリブル突破した佐田がPA中央手前からシュート！
これが見事に決まり、1人少ないザスパが1―0とリードした。
これまで数少ないチャンスで良い結果を出しながらスタメンはおろか途中出場でもあまり使ってもらえなかった佐田であったが、
その鬱憤を晴らすような見事なゴールだった。
この後、勢いに乗ったザスパが攻め込むがなかなか得点には至らず、
逆に後半30分を過ぎた辺りから鳥栖の猛攻が始まった。
ザスパDFは暑さも相まってもう体力の限界まで来ていたが、
殆ど気力だけでボールを跳ね返す。
中央突破を繰り返すやや単調な鳥栖の攻撃にも助けられた。
GK小島の再三にわたる好セーブもこれを後押しした。
後半40分に交代出場したザスパFW佐藤のカウンターからの惜しいシュートもあったが得点には至らず。
結局試合はこのままザスパが1―0で勝利し、今季4勝目を飾った。
山口、鳥居塚の両ベテランがいない中で、
更に退場者を1人出しての不利な状況にも拘らず、
反町、佐田、柳澤らの若い力が見事に融合した上での素晴らしい勝利だった。
次節は司令塔山口が復帰するが、
今節結果を出した佐田を使わざるを得ない、と言うか使わねばならないはず。
試練を乗り越えて以前と比べ目つきも変わり、
よりプロとしての自覚も芽生えてきた佐田が今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみである。
FW反町に関しては前回の初出場時に比べ後ろからの厳しい当たりに倒される場面や、
パスミスをしてしまう場面が目立ったりした。
まだ合流して日も浅い為にコミュニケーション不足なども影響しているのだろうが、
それらは試合を重ねていく内に改善されていくものと思われる。
非常に高い潜在能力を持っている為、今後J2の試合に慣れて行けばJ初ゴールも近いと思われる。
既にJ1新潟の試合に出場した同じ前橋育英高のMF田中と共にこの経験を生かし、
全日本ユース及び今後の大会に向けてどんどんレベルアップして行って欲しいものである。