漫望のなんでもかんでも

2012/08/30(木)20:51

未来から来た音楽

 1935年8月30日、ジョン・フィリップス生まれる。 ママス&パパスが結成される。 ジョンとミッシェルのフィリップス夫妻が書いたデビューシングル「夢のカリフォルニア」が全米4位のヒットになる。 次のシングル「マンデー・マンデー」は1位となった。 その後、ミシェルとデニー・ドハティの不倫が発覚、ミッシェルは一度はジョンに追い出されるが代役が見つからず、結局ミッシェルは復帰しジョンとよりを戻した。 しかし1968年ごろになると再び夫婦仲に亀裂が入り、グループは崩壊する。 キャス・エリオットはソロ活動で大成功を収めたが、1974年のツアーの最中に心臓発作により死去する。 2001年にジョン・フィリップスが心臓疾患により、2007年にはデニー・ドハーティが腎不全により死去した。ミシェル・フィリップスは、女優として活躍した。 ・・・というような話は知っている人は多いと思う。以下述べることは私の個人的感想であって、「何を馬鹿なことを」と思う人も多いと思う。それでも書くのである。 私は最初に「夢のカリフォルニア」を聴いた時に、「これは今の曲じゃない。未来から来た曲だ」という思いを持った。当時はいわゆる「プログレッシブ・ロック」も台頭していた時代で、電子音楽、テープの回転数を変える、テープの逆回転などの面白い試みが盛んに行われていた。そんな曲を聴いていて、いいな、おもしろいなと思ったことはある。 ただ、今に至るまで、この「夢のカリフォルニア」を聴いた時に感じたようなある種のショックを受けた事は一度もない。こんな感じは他人様に説明できるものではない。 ただ、「この曲を聴いてこんなことを感じた男がいる」という事だけは記録しておきたい。そんなことに意味があるかどうかわからないのだけれど。

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