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今日はあの9/11から一年目の記念日。学校でも朝から追悼イベントが開催された。インターナショナルの生徒の出席率は低かったが、僕はアメリカ人がどのようにとらえているのかという関心もあり参加した。朝6時ごろにおきたのだが、すでにTVではどのチャンネルを回しても追悼放送を流している。予想に反して追悼イベントはあっさりと終わった。学部長が外国人のせいかも知れない。しかしながら米人の中には涙を流している人たちも多数。同級生の中にもNYCで働いていた人は多数おり、おそらく関係ある人も亡くなっているのだろう。学校卒業生も3人が亡くなっているようだ。
昼からは、コミュニティサービス。と書くと大げさだが、近くの中学校に行って子供たちと触れ合うというもの。僕は音楽・芸術グループに分けられ、最初は音楽を教える、というか子供たちの歌声を聞いて批評する。自作という女の子たちのコーラス曲は上出来で特に批判するところも見当たらず。しょうがないので、パフォーマンス面での指摘にとどまった。続いてドラマのクラスに参加、子供たちがめいめい作った9/11に関する詩や歌を詠むのを聴く。こちらはかなり驚いた。「私たちは平和の使者」「私達は何も悪くない」「アメリカの正義」等ということばが次々と出てくる。愛国主義+自己中心主義の塊のような詩を聞き、これが米国人の根幹に眠る思想であり、アメリカをひとつにまとめているもの、アメリカを強くしているものだとの思いを強くした。 中日ということで今日は夜プログラムは無し。早めに寮に帰って近くのスーパーで買い物。毎日昼に配給されるサンドイッチと夜の酒しか食べていなかったので、野菜と肉を買って、サラダと焼肉、ご飯を食べた。やっぱこれですな。疲れた体がちょっと元気になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年12月25日 09時32分09秒
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