備忘録

意外に早く目が覚めたので、ホテル同室のNoriと、同窓会のプログラムであるMBAアップデート、という授業のプログラムにでもでようよ、と学校へ。しかし、クラスにつく直前に、Marenとその彼氏Juampiと出会ってしまい、結局授業は受けずに、喫茶室で話をすることに。途中、いろんなクラスメイトもやってきて、そのまま、昼からのBBQになだれ込む。さすがに、昨日遅くまで騒いでいた面子は誰もきてなかったが、Justin Crottty、Urapa、Lewis、Viklam、Vineetなどなど、以前は毎日のように会っていたやつらとと再会し、話が弾む（BBQは相変わらずおいしくなかったけど）。その後、Noriと近くのモールで衣類の買い物をし、同窓会のハイライトである、パーティの前にDavid、Kannan、Leoのいつもの面子と、Nori、あと遅れてきたKentでちょっとUpscaleなイタリアンで食事。昔は、こんなところに来るのもちょっと気がひけたよねー、とか、Leoが、卒業後にAnyiと付き合って別れた、とかいう話の顛末を聞いたり、とか、だれと誰がまだ付き合ってる、新たにくっついた、とか、たわいも無い話ばっかり。

で、遅れてパーティにいくと、すごい人でした。よくぞこんなに集まった（後で聞いたら、出席率は今までの記録だったらしい）と思うほど、昨年までのクラスメイトが一杯来ていて、とたんにハイテンションモードになっちゃいました。おなかが大きくなったSabina、相変わらずいいやつだったEric、化粧がうまくなってきれいになっていたElizabeth、投資銀行の仕事で疲れの見えるAnyi、お調子者のScott Chow、そのほか、新婚のAnna、など、、、数百人が一同に会し、それはそれは大盛況なパーティでした。昔とちがって、踊ってる人は少なく、みんなめいめいに話しこんでいたけど。みんなに、日本から来るなんてすごい、と驚きともよくやるよ、とも言えない歓迎を受けちゃいました。（僕が知る）日本の同窓会と違った点がひとつあり、それは、意外に昔の話はあんまりなく、お互いが今どうしてるのか、今後どうしたいのか、という前を向いた話が多かったこと。このあたり、やっぱりビジネススクールなのかな、と思ったり。あとは、多くの人が、現在の仕事を楽しんでいないこと。どっちかというと、あと1-2年だけやって、その後はステップアップする、という話が多かった。うそか本当かは知らないけれど、うちのMBAは、PostMBA最初の仕事、大体平均18ヶ月でやめて、次の仕事にうつるそうです。卒業したころは、まだ就職の環境が良くなかったこと、あと、皆の考え方として、とりあえずはキャリアスイッチのために、トラックレコードを作るための仕事、という意識が強いみたいで、とりあえず1年半～2年は我慢（借金も返す）、その後、やりたいことに向かう、という思いが強いことが良くわかりました。意外、なんだけど、自分に照らし合わせてみると、よくわかる。

あとは、アメリカに残ったみんなのWork-Lifeバランスが素晴らしいこと。同じ仕事をしている人でも、労働時間は短く、クオリティオブライフもまったく違う。これには正直、少々へこみました。GW明けからの仕事、ちょっとやり方を考えよう、絶対にCut-Offタイムを決めよう、と一人で誓う。ま、そんなこんなでまじめな話やら、ふざけた話やらして、シカゴ内のいろんな飲み屋をはしごして、4時くらいにへとへとになりながら帰宅。相変わらずそのままバタン、と倒れこむ。なんともいえない、楽しい一日でした。昔はよかった、とは言いたくないけど、正直、今の日本の生活よりも格段に楽しい生活です。ビジネススクールで得たこのつながり、ネットワークとか人脈、とかいうのはちょっと打算的すぎて違う。Cheezyな表現になるけど、Pricelessな一生涯の素晴らしい友人、というものをこれだけ得られたことに感謝しなきゃ、と、帰りのタクシーでまたしてもしみじみしてました（それだけのために、キャリアと1000万円以上を費やすか、という議論がよくあるが、まあ、それも人生でしょう）。