ユウ・ユウ・スタイル

月曜日のこと。朝から不穏な空気が流れていた。
でも、私は試験。ちょっと、いえ、かなり気はそぞろ。

ハイテンションのＣちゃんが
「ユウユウは今日試験でしょ？！」
「掃除はまだココまでしかできてないの。私ってトロイのかなぁ！」
なぁんて、言ってる。
掃除なんてあなたがしなくても誰でもするわ。
そのために東国原とか、太陽ちゃんとかがいるんじゃない！！
と言ってやりたかったが、無駄なエネルギーは使わないようにした。

しばらくして、土曜に休暇を取ったサブリーダーのＭが耳打ちした。
「今日はなんとか出てきた。書類作らなくちゃいけないから」
「へ～、急ぎの仕事があったんだぁ～」
とノーテンキに答えた私に
「うん、退職の」
「誰か辞めるの？」
「そう、私」
「えぇ！！（絶句）」
・・・・
今日は出勤してるから続投かと思いきや、退職なんて話になってるのか？

先週はイザコザ話で終わり、週明けの今日は
静けさが戻っていると信じてたのに・・・。
「上司Ｓに話すから」とＭは話を続けた。
はぁ～。
上司Ｓが、うまくＭを足止めしてくれると思ってたのになぁ。
これはなんとしても上司Ｓに一言、私から言わねば
私のキモチも治まらないし、Ｍに続投をお願いしてもらわなくちゃ、
と、上司Ｓと話せるチャンスをうかがった。

朝礼後にグッドタイミングがやって来た！
廊下で上司Ｓと会った。すかさず近づいてＭの話題に。
興奮している私。頬が上気してくるのがわかる。
Ｍは今日、退職の手続きに来たと言っている。
金曜の面談で何が話し合われたのか。
Ｃちゃんの処遇はどうなったのか。
話している最中に朝礼を終えた上司Ｎがやって来る。
彼も心配そうだ。そりゃぁそうだ。
上司Ｓの采配にあきれているヒトの一人なのだから。
「ここじゃぁ・・・」と上司Ｓが、近くの会議室に行くことを促す。
Ｃちゃんにはこう言った、Ｍにはこう話した、という。
が、その結果がこれか～！？
納得できない！！
「あとでＭと話してみるよ」と、
相変わらず飄々として去って行った上司Ｓであった。

いや、他人の問題に顔を突っ込んでいる場合じゃないのだ！！
試験試験。
会場の会議室前には、他の部門のキムラさんもいた。
「オレなんか、テキストももらってないんだぜ」だって！
上司Ｎの合図で開始。
問題全体に眼を通す。
ひゃぁ～、ヤマがはずれた！！最後にちゃんと見ておくべきだった～！！
後悔先に立たず。
キムラさんは私が３分の２を終えた頃、出て行った。
・・・・記入が終わった時に、衝立の向こうでパソコンを打っていた上司Ｎが
「Ｍのことはどうなった」と聞いてくる。
昨日までのこと、今朝のことを話すと「Ｓさんもなぁ・・・」と上司Ｓの批判。
ごもっとも！！どうにかして～、とヘルプを出す。
で、試験終了。

果たして結果は？
試験の結果は夏前に出る。チーズバーガーの日々はあるのか。

怖くて復習もしてません・・・。

そして、ＭとＣちゃんの処遇はいかに・・・。
はぁ～。