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カテゴリ:ヒーリングクラス卒業レポート
年が明けてから体調を崩して、まだまだ本調子ではないのですが。
アタシには関係なく、新しいメンバーさんが続々と今年もサロンに来て頂いていて 各種レッスンが随時スタートしていってます。 そんな中、またお一人。サロンから卒業者が出たのでレポートを書きたいと思います。 彼女は最初にお出会いした時は。アタシの第一印象は、警戒心が強いというか。 人に壁を作ってしまう子だなぁと思った覚えがあります。この壁が無かったら、もっともっと人に愛されるのに、損だなぁと思いながらレイキを通して。関わっていく中で自分探しのヒーリングクラスを受講してくれる事になった彼女です。 今は、「壁??」って思うくらい大らかで良い感じの印象です。(笑) 彼女も静かなる闘志という感じの人で、一端卒業されましたが。 その先も精神世界論をお勉強したいという事で、今月からアドバンスクラスを受講されます。 古典の中から「内観」を一緒にお勉強していく予定です。 ヒーリングクラスレーポート 思い返せば中学生の頃から、 なんで学校行かなきゃ行けないの?なんで勉強しなければいけないの? 私はどうやって生きていくの? 人生って何?なんで生きてるの?なんで生きなきゃいけないの? などと考えている変な子供でした。 勉強をした今思うと、 小さい頃から抑圧してきたのが沸点に達した、シャドウの部分が出てきた瞬間でしょうか。 でもその頃はどんなに考えても、思考をぐるぐるさせても答えは出ず、 親に話しても埒が明かず、いわゆる青春真っ只中の友達に話せる内容でもなく、 ただ苦しく過ごしました。 それでも身近な人の死をきっかけに、とりあえず生きる事は続けなければいけないと思い、 いつ死んでもいいけど、いつでもこの命あげるけど、 どうせ生きなきゃいけないなら楽しい事をしよう。 というのをベースに人生を選び、学校へも行き、 社会に出て働いた自分だけはなかなか褒めてあげられる。と思っていました。 親とのことも逃げるでもなく目をつぶるでもなくいい地点に着地してると思っていた。 でも先生と出会ってお話させてもらう中で、先生の言葉は心にひっかかり、いつでも宿題をもらっているようで、 いつのまにかまたぐるぐると生きる事について考える日々が始まっていました。 着地していると思っていた足場が揺らぎ、 逃げるか(戻るか)進むかだったら進もうと思って、ヒーリングクラスを受ける事にしました。 最初の3、4コマはつらいよ~と脅されて(?)始めたヒーリングクラスでしたが、 そうやって答えを出せず苦しく過ごした経験があったからか、 どんなにつらくても、インナーチャイルドワークで毎日のように泣いても、 それでも「何をすればいいかわかっている。(教えてもらっている)」という意味では 私にとっては楽しくすらありました。 思考を切る作業、感情を味わう作業、それを肉体で感じる作業はとてもおもしろく、 自分を客観視し、分けて考える事は、その表裏にある魂の部分って何?と言うのを考え、実感する作業でもありました。 私は創作をする中で、 「意識的な無意識」と言うのを大事にしてるところがあったので、 先生がスクールの最初に 『無意識の部分が自分に何をしてくれるのか?と言うのを頭の片隅に置いておいて』 と言うようなことをおっしゃったとき、 あ、創作だけじゃなく、すべての事において、意識的に無意識になることは大事? と思い、大切に心に留めていたのは、今となってはすごく良かったなと思います。 さて私も例にもれず、インナーチャイルドワークでは苦しみました。 昔につらかった時、何がつらいの?何に悩んでるの?と聞かれたら、 「自分の事と、親との事」と答えていました。 そしてそれは今もちっとも変わってなかった。問題は解決してなかった。 ワークを続ける中であふれ出てくるのは、抑圧した自分。 自分でもびっくりするくらい、怒りや涙となってどんどん出てきました。 でも、 それは親が悪かったのでもない、そして私が悪い子だったわけでもない。 すべては許されているし、許していない事も許されていると。 そう勉強して頭ではわかっていても、全然腑に落ちなかった。 スクールよりも前だったと思うのですが先生に言われた言葉で、 「人を許すのはまず自分を許す事からですよ。自分を許さないと、人は許せない」 というのがずっとひっかかっていて、 そこから『自分を許すってなに?』の旅がはじまりました。 自分を許すって何?自分の存在を認めること?生きている事を認めること? 最初はそんな事を思っていた。 誰も悪くない、だから許しなさい。と言われたって、 親として、人としてどうなのよ。と言うような事を言われ続け、傷ついた子供の私は? そして苦しんできた私は?それでも一生懸命生きてきたのに、許せてない駄目な子ですか? 教科書(教材)に攻められてるような気持ちがした。 そして、 ああそうか、良く頑張ってきたね。って誰かに言われたかったんだな~と、やっと気づくことができました。 そういえばワークの中で、私は、いつの時代の私にも 「良く頑張ってるね」「今のままでいいからね」「大丈夫だからね」と 声を掛け続けていました。 誰かに言われたかったけど、誰も言ってはくれない、自分で言ってあげなきゃだめだったんだなと気づきました。 自分を許す事は、今までの自分を認めてあげること。 そう気づくことが出来てからは、 過去の自分を認め、 過去に起こった事を認め、 つまりは親が私にした事、私が親にした事、その親との間に起こった出来事すべてを認めること。 しいては自分の歩んできた人生を認めること。 その「すべての事に意味がある」と言うのがどういう事かをわかること。に繋がったと思います。 親との問題は、まだ完全には解決できてはいません。 でも、私が過去を理解し、少しずつでも言葉にし、歩み寄ると、 現実はおもしろいほどに変わる。親との関係がリアルに変わってきていると思う。 「子供は親を助けるために生まれてきたんですよ」 最初聞いたときは、ちっとも腑に落ちず、むしろ腹立たしく(笑)思っていました。 そんな自分が今は遠く思えるくらい、そうなんだろうなぁと思えます。 これも先生が良くおっしゃっていた言葉で 「変えられるのは未来ではない。変えられるのは過去ですよ」と言う言葉があるけれど、 私の過去は、変わったと思います。 傷は傷じゃなくなった。過去を思い出したときの色が変わりました。心の動きが変わりました。すべての事に意味があると、意味があったと、今なら思えます。 よくここまで進歩したなぁと思う。 過去が変わりだしてからは、今に目を向けるようにもなりました。 過去が変わったのに、今まだ過去に影響を受けているようでは、変わった事にはならないと思った。 自分を抑圧する事がクセのようになっていて、 まだ枠を外せていない自分がいる。 「…でなければいけない事なんてひとつもない」はずなのにね。と思う。 先生に指摘していただいて、友達に「頑張りすぎ」と言われ、 今まさに、取り組んでいる最中です。 そんな風に、1年間の勉強は終わったけれど、まだまだ途中です。 この勉強を始めるときに、 「この世のトリックを知りたい。この世の仕組みを知りたいです」 と言ってスタートしましたが、 少しずつ知っていくほど、理解していくほどに世界は広がり、 きっと永遠に理解しきることはないのでは?と思います。 一生勉強です。 でもそれは苦しい事ではなく、 知り続け、理解し続けていく事は楽しい作業で、 「へ~そうなんだ。なるほどなー」と思い続ける人生でありたい。 そうやって学ぶ事を楽しみ続けていれば、 過去も今も未来もキラキラしてくれると思います。 そう信じる事が出来ます。 1年間、本当にありがとうございました。 お世話になりました。 そして 今後とも、どうぞよろしくお願い致します。 先生のところで学べて幸せです。 A.Y 今月のイベント更新しました!! ヒーリングサロンwish-will お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.21 23:23:18
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