幸せな投資家の徒然記

2006/03/20(月)00:35

のだめ中毒:素人のクラシック音楽案内♪

展覧会(美)・能狂言・コンサート(音楽)(15)

こんにちは♪ 今日は日曜日。お彼岸で父の墓参りに行って来ました♪ 姉夫婦や姪に連れられてきた犬のK太クンも挨拶を兼ねて(!?)お参りしました♪ さて・・拙ブログのトップに掲載しているお笑いクラッシック音楽漫画「のだめカンタービレ」。余りに面白く・・次のコミック発売(15巻、6月予定)を待ちきれず・・早く読みたくて、最近は連載している漫画誌(KISS)を買ってしまう始末(笑)。「のだめ・・」は本当に大人気のようで、のだめの弾くピアノ曲の教本まで販売されています(笑)♪ 先日、相互リンクしている宮木京子さんがオススメのクラシック音楽があったら・・と書いていましたので、音楽に素人の私ですが、「のだめカンタービレ」を中心に好きな曲を勝手に紹介します♪ (といっても・・超有名な曲ばかりですので・・皆さんご存知と思いますが♪) ☆ ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」 一番嵌っている曲で・・今も聴きながらブログを書いています(笑)。主人公であるピアノの奇才・野田恵(通称のだめ)が憧れのイケメン先輩・千秋真一の演奏に感激、寝食・お風呂にも入るのを忘れて弾き込む曲です♪ トリノ・オリンピックでフィギア・スケートの村主選手がフリー演技で用いた曲ですので、覚えている方もいるのでは? 幻想的なピアノの独奏で始まり、オーケストラの音が折り重なる波のように聴く者を包み込む-。「音の波に呑み込まれ、浸りたい」思いにさせる曲です♪ ☆ ブラームス「交響曲第一番」 プロの指揮者を目指す千秋真一が才能ある若い音楽仲間を集めて作った「R&S(ライジング・スター)オーケストラ」の初コンサートで、最期に演奏する大曲。有名な曲ですが、折り重なる弦、管楽器の響きはやはり圧巻で大好きです♪ ☆ ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」・マーラー「アダージェット」・リムスキー・コルサコフ「シエラザード」 念願の海外遊学を果たした千秋が若手指揮者の登竜門・プラティニコンクールで指揮する曲。ひたすら美しく、泣かせる曲です♪ 相互リンクしているクラシックに詳しいnouhimeさんに教えてもらったこのCDはクラシックの名曲集ですが、最初はご存知マーラーの「交響曲第5番」からアダージェット。ヴィンコンティ監督による名作・映画「ヴェニスに死す」(1971年)でも有名ですネ。バイエルン最期の王ルードヴィヒなど「滅びゆくものの美学」を追及したヴィスコンティの作品は耽美的で妖しくて・・大好きです(笑)♪ 最期に収録されているリムスキー・コルサコフのアラビアン・ナイトを描いたバレエ曲「シエラザード」は抜粋ですが極め付きロマンチック♪ 昔、ウィーン国立歌劇場のバレエ公演(伴奏はウィーン・フィル!!)でストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」と共に初めて聴いて、本当に美しく忘れられない、思い出の曲です♪ 機会があったら全曲聴いてみて下さい♪ ☆ ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」 のだめが千秋と共にヨーロッパに行きたいと願い、賞金と留学費用支援目当てで出たマラドーナ・ピアノ・コンクールの決勝で弾いた曲。本CDはオーケストラ版ですが、謝肉祭を舞台にした人形の悲劇を描くバレエの為のこの曲の初演は1911年6月13日、パリ・シャトレ座、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団(バレエ・リュス)。振付けはミハイル・フォーキン、主演はペトルーシュカ役に伝説の踊り手・ニジンスキー、踊り子役に美人バレリーナのカルサヴィナ・・・バレエ好きにはたまらない夢の舞台。時を戻して是非、観てみたいです・・。「春の祭典」も有名なバレエ曲で、近年ではベジャールの振り付けが有名すね。(一時期、バレエに大金を注ぎ込んでよく観ていました・・) ☆ ラヴェル「水の戯れ」・ショパン「幻想即興曲」 千秋と共にパリに来て、名門・音楽学院(コンセルヴァトワール)に入学したのだめ。師事するオクレール先生の推薦でブルターニュの貴族にして城主のブノワ家が主催する教会コンサートで初リサイタル。成功に終わったリサイタルで、モーツアルト狂いの城主をも感激させたラヴェルの名曲。ラヴェルらしい、多彩な音色が魅力的♪ ショパンの「幻想即興曲」は、のだめが小さい頃習っていたピアノ教室の優しい先生がいつも弾いてくれた可憐な曲です♪ ☆ ミーシャ・マイスキー「チェロ名曲集」 バッハが苦手なのだめでしたが、教会で聴いたオルガン演奏でバッハを習得していきます。バッハの「無伴奏チェロ組曲」「G線上のアリア」、シューベルトの「ます」など、聴き応えのある名曲揃いの本CDは、大好きなチェロリスト、ミーシャ・マイスキーによる演奏で、やはり相互リンクしているvox mundiさんに教えてもらいました。NHK交響楽団の定期演奏会で初めて彼の演奏を聴き、切なく美しい音色に直ぐファンになりました♪ どうも私はロマンチックな音に弱いようです(笑)。最初のサンサーンスの「白鳥」は幼稚園の時の学芸会「醜いアヒルの子」で使われ、何故か凄く耳に残っている曲です♪ ☆ クライスラー「愛の哀しみ」 「のだめカンタービレ」には出てきませんが、大好きな曲♪ バイオリンの名手にして名作曲家クライスラーによる演奏のCDです。クライスラーの懐かしくも美しい音色で満ちた世界です。是非、聴いてみて下さい♪ *************** 勿論、他にも沢山素晴らしい曲がありますが・・素人ですので今日はこのくらいで(笑)。(上記のCDがベスト盤とは限らない点はご留意下さいませ) 新しいパソコンを買って良かったのは、好きなCDを聴きながら画面に向かえることですネ。月に一回、NHK交響楽団の定期公演にサントリーホールに通っている私ですが、いつも初めて聴く曲・・寝てばかり・・(苦笑)。でも、「のだめカンタービレ」、そしてブログのおかげで少しクラッシック音楽の世界が広がりました♪♪ 

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