🎥映画"E.T."(1982米) ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ、ディー・ウォレス、ロバート・マクノートン。 監督:スティーヴン・スピルバーグ。 :2017年08月28日の日記
. 📀DVD✴:🎥映画"E.T."(1982米) ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ、ディー・ウォレス、ロバート・マクノートン。 監督:スティーヴン・スピルバーグ。 製作会社はユニヴァーサル映画で、監督・製作はスティーヴン・スピルバーグ。約1,000万ドルという予算で製作されたが、公開と同時に、アメリカでおよそ3億ドルという当時の映画史上、最大の興行収入を記録する。全世界では『ジュラシック・パーク』(1993年公開)、日本では『もののけ姫』(1997年公開)に抜かれるまで、映画の配給収入の歴代1位であった。日本での前売り券の販売数は、9大都市の劇場だけで37万7000枚、総数では約170万枚と当時としては記録的なものであった[4]。パンフレットも日本で200万冊を売り上げた[5]。 第40回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞作品。第55回アカデミー賞では音響効果賞、視覚効果賞、音響賞、作曲賞を受賞した。また、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞にもノミネートされた。 1994年に、アメリカ連邦議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した。 当初予定されていた台本は「グレムリンのような地球外生命体が、とある農家を恐怖に陥れる」というものであった。これは1955年8月21日にケンタッキー州ホプキンスビル郊外のケリーにおいて起きたとされる事件(en:Kelly–Hopkinsville encounter)に基づいているが、当事者から「事件を映画化するのなら訴える」と脅かされたため断念したという(なお、この事件については目撃者以外の証言や物証が無く、存否さえ怪しいものである)[6]。 本作のテーマはスピルバーグ監督自らが経験した「両親の離婚」であり、SFは表面的な要素にすぎないという。ラストで少年がE.T.に別れを告げるシーンは、両親の離婚を受け入れるメタファーでもある。なお、監督が一番気に入っているのは自転車で空を飛ぶシーンである[7]。 監督のスピルバーグは、アクターズスタジオのインタビューで、本作をフランスの映画監督のフランソワ・トリュフォーに捧げたと公言している。『未知との遭遇』でトリュフォーを出演者としてアメリカに招いた際、撮影時に「これから、あなたは子どもたちに向けた映画を創りなさい」と、クリエイターとしての将来の助言を受けた出来事が本作を作る強いモチベーションになったと述懐している。 本作の終盤、子供達がE.T.を乗せた車両を盗み出し自転車で森に向かいE.T.が帰って行くまでのシークエンスは、通常の手順通り編集済みのフィルムに合わせて演奏していたものの「画面と感情的になかなか同調しない」というウィリアムズの意見を聞いたスピルバーグが、映写機を止めた状態で行われた演奏を気に入って音楽に合わせ再編集した経緯がある[8]。(Wikipedia) 言わずと知れたスピルバーグのメルヘンの名作!公開当時ロードショーで見た記憶があるが、私は就職と同時に学生時代の趣味を封印し、映画オタクからも脱していたので、一人で観る事は無い筈…取っ替え引っ替え何人もの女の子とデートしていた時期なので、その内の誰かと観たんだろうな。 1982年と言えば、初期のパソコンが漸く出回り始めた頃で、CGなんて無いから、全て特撮/着ぐるみだろう。特撮技術自体は"円谷プロ"の方が上だろうが、絵作りのセンスが素晴らしい。 作中、マイコンを使った教育玩具、"Speak & Spell"が登場するが、"音声合成"の研究の為、会社で購入したのも懐かしい。 この作品はメルヘン/ファンタジー。 端的な例は、E.T.は何故死んで何故復活出来たのか?(このくだり、今回再見するまで全く忘れていたが。)論理的な説明はない。 だが、"SFじゃない"との批判は筋違い。元々"SF"なんてのは"空想"。況してやタイムマシンなんかは超"非科学的"(タイムスリップ物は大好きだが)。 本作は非常に良く出来たメルヘンの傑作。 ★★★★