カテゴリ:本・映画・テレビ
日が暮れるのが早いとひとりのお食事は早めに済ませ 時間の流れは同じなのに たしかに秋の夜長を感じます
読書の秋ですね 最近、まとめ読みしたものです
「ビッドトレーダー」は株 「陽の鳥」はクローン 友人が「面白いから絶対に読んでね」と貸してくれました 男性っぽい本です ぐんぐん引き込まれていきました
一生に1度だけ亡くなった人に会うことが出来る 満月の夜が明けるまでの1晩だけ でも亡くなった人の了解を得ないと会えない
夫に『聞きたい事』があります だから会いたい人は決まっています でもこれって私の都合です 亡くなった人(夫)には未来はありません 残されたものがどうしても確かめたい、これから生きていく気持ちのために会いたいのです・・・特に私はそうです エゴでもいい、やっぱり会いたい!
ツナグさんの電話番号をご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいね
読みながら30年以上前に夫が倒れた時のことを思い出しました 昼食のお味噌汁をよそっている私の傍で突然、倒れました(脳腫瘍) ・落ち着いて119番に電話をしたつもりなのに救急隊員さんに「奥さん、落ち着いて下さい」と言われた ・病院から義姉に電話した時の姉の言葉 ・帰宅した夜のテーブルには冷たくなった、お昼に夫と食べるはずだったお料理 ・一晩中、娘と泣き明かしたこと ・年の離れた弟が(心の)頼りになったこと ・手術当日、待合室の様子 我ながら驚くほど次々に鮮明に思い出せます(私って記憶力いいな~、なんて)
この本の著者が「死」を考えたことが書かれています
当時は子供たちが幼かったので自ら死のうとは思いませんでしたが毎日の病院通いでホームや車道に吸い込まれそうになりました 子育て真っ最中、依頼心の塊の私は夫におんぶにだっこでした お水を飲んでも吐いていたので1週間でガリガリに痩せました(お腹がタルンタルン)
その後、奇跡的に夫は復活 そして 15年後に再発したときは娘たちも大きくなっていたので、今度は夫を連れて2人での心中の方法を毎夜、考えました
よく「苦難・障害は乗り越えるもの」と言いますが乗り越えた感じはないんです いつの間にか慣れていくんですよね 生きていくには慣れるしかありません
不思議ですね~ 何度も「死」を考えた私が海外旅行なんて行けるんですよ コスモスも見に行けます
順応性があるkeikoです
『ツナグ』 『破損した脳、感じる心』 そして『東南アジア』で夫を強く想い出しました お盆でもお彼岸でも命日でもないのに・・・
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