縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

2014/03/24(月)17:46

ノラガミ 第12話 最終話 「一片(ひとひら)の記憶」

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マイナーな神様、夜トは交通事故に遭いそうになったところを壱岐ひよりに助けられる。ところがそれがきっかけで、ひよりは魂が抜けやすい体質になってしまい、夜トに治してくれと頼み行動を共にするようになる。 ☆前のお話は→ 第1話~第11話 あらすじまとめ  ノラガミ 第12話 最終話 「一片(ひとひら)の記憶」 朽ち果てた社の前に立つ蠃蚌(らぼう)と野良。かつて戦乱の世には数多の卑しき願いがあふれていたが、今は忘れ去られて参る者もない。なれど、まだ我は生きてここにいると蠃蚌。我らは禍津神(まがつかみ)、生まれ這い上がるも死に落ちるも同じ場所。そうであろう、夜ト神。       蠃蚌の前に現れた夜トと雪音。と、ひよりも一緒に来てしまった。ここ、どこですかと言い、自分に尻尾が生えていることに驚く。よくぞ来たと蠃蚌。傍らで野良は、招いてもいないのに来たひよりに、あなた本当に目ざわりな子ねと言った。       夜トはひよりに、この場から離れているように言う。「今一度、参る」と蠃蚌は零器を呼んだ。夜トも雪器を呼ぶ。ふたりの戦いが始まる。捉えたと思い斬りつける夜トを蠃蚌は水の中に閉じ込め、野良(ふるひめ)に夜ト神はいまだ帰らぬままだと言った。       水が入った球体の中に閉じ込められた夜トは外に出ようとするが雪器を使っても中からは破れなかった。ひよりが来て外から夜トを引っ張り出す。なんでまだいるんだよ、逃げろって言っただろうと言った夜トだが、「まあ、助かった」とひよりに言う。       その様子を見た蠃蚌は、我の知る禍津神、夜トはどこだと言う。刀を交えたいあの夜ト神の目ではない。そうか、まだ足りぬのだなと言った蠃蚌はひよりを斬ろうとする。夜トは雪器を投げて止め、ひよりを連れて逃げる。       街は大時化。妖が溢れていた。これは風穴のせいではないなと毘沙門。兆麻は、これはおそらく荒ぶる禍津神が生み出したものと答えた。禍津神と聞いて毘沙門の顔色が変わる。 岩陰に逃げ込んだ夜トは雪音にひよりを連れてここから離れろと言う。もともと狙いはオレだから気を引いている隙に逃げろと。自分がいなきゃ丸腰じゃないかという雪音に何とかすると夜ト。そこに蠃蚌が現れた。       蠃蚌はひよりの記憶を閉じ込めた玉を投げ捨てた。夜トが走るが玉は斬られて砕けた。あら残念、はかないものねと笑う野良。ひよりが倒れた。それはもう声も発さぬ心も持たない器だから捨て置けと蠃蚌。ひよりを横たえ手の傷に自分のスカーフを巻く夜トに言った。 「荒御霊よ我を憎め。その渦に抗わず目覚めよ。禍津神、夜ト」 黙れ、と夜トは言うと一瞬で斬りつけ蠃蚌を撥ね飛ばした。笑って、そうだその目だ、来いと言う蠃蚌に夜トは、そのにやけ顔を切り刻んでやるからお前が来いと言った。夜トに肩口に斬りつけられた蠃蚌は、時化た空を見て我らが生きていたころの空と同じだ、懐かしいと言った。       我らは禍津神。忌まわれし願いにこたえ、此岸を血に染めあげる荒御霊。そしてこの時を待っていた。今こそ我が願いが叶う時だと言った。 「我が名は蠃蚌。忌み名を握りて面に閉じ込めん。この身をもって依代とす......」 時化を飲み込み妖と同化した蠃蚌。焼きでも回ったかと言う夜トに、本来の貴様と存分に斬り合うためだと言った。戦うふたり。すると砕けた岩がひよりのところに落ちるのを見た夜トは助けに行き、ひよりを守った。自分がどうしたのか誰なのかわからなくなっていたひよりは、自分を包むいい香りに気づく。どこかで嗅いだことがあるわたしの好きな香り。       「もう泣かないで。夜ト」 気がついたひよりに大喜びで抱きつく夜ト。ひよりはジャングル・ソバットをおみまいして、何してるんですか夜トと言う。ひよりは野良の術を自ら解いた。記憶が戻った。再び蠃蚌がひよりを捕まえ夜トになぜ昔のお前に戻らないのだと言う。貴様のせいかとひよりを締め上げる蠃蚌。夜トが雪音に斬るぞと言う。 ここからじゃ、ひよりも斬ってしまうかもと言う雪音に、境界と同じだ。蠃蚌は時化を取り込んで妖と同化している。どこまで斬るか、どれを生かすか線引きしろ。そして、たのんだせ、雪音。おれたちならできると言った。       「豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)荒びたらせぬ彼(か)のものよ。我、夜ト神来り降り雪器を以って砕き伏せ草々の障り穢れを打ち払わん! 斬!」 夜トは蠃蚌に同化していた妖を斬った。ひよりが逃げ出し夜トに走り寄ると帰ろうと言う。名を呼びながら夜トに歩み寄る蠃蚌に、その願い確かに聞きとどけたと言うと斬った。面が取れ倒れた蠃蚌の顔が変わっていく。 「いくら願いを叶えようとも人は禍津神を恐れる。忌み嫌い忘れ去る。良しも悪しきも人の思いは移ろいやすい。それは理(ことわり)忘却に殺される我らの運命。だが五百年の眠りを経て目覚めたとき感じたのだ。我を知らぬ者より我を知るお前に終わらせて欲しいと」       先に行くぞと言う蠃蚌に夜トはおれはお前とは違うと言った。神がひとり消えた。野良は、失敗しちゃった、帰って父様(ととさま)にお話しなきゃと言った。すっかり記憶が戻ったひよりは雪音にどうしてと聞かれて、夜トのにおいと言いかけてやめてごまかす。夜トはひよりにおれたちと縁を切ったほうがいいと言う。       そのほうが幸せに暮らしていけると言う夜ト。ひよりは「お断りします」と答えた。その話を聞いた小福になぜと聞かれ、これからもずっと夜トたちと一緒にいたいと言った。変な意味じゃなくてと話すひよりに夜トが手をのばし、その願い聞いてやるから5円と言った。微笑んで5円を渡すひより。       「おまえの願い、確かに聞きとどけた。壱岐ひより、あなたにご縁があらんことを」       【感想】 いい最終回でした。ラスト、かわいくてあったかでしたね。蠃蚌は夜トを殺しに来たのではなく、夜トの手で殺して欲しかったのですね。終盤に来てアニメオリジナルキャラの登場、興味深く楽しませてもらいました。原作は読んでいますが進化するOPに素敵な声優さんたち等々、選んで良かったと思える作品でした。毘沙門との因縁や父様のことなど続きを見たいです。2期ありそうだよね~

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