縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

2014/04/22(火)22:42

蟲師 第3話 柔らかい角

★アニメ・本・映画(1314)

およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。 それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。 ★2014年4月より放送の「蟲師 続章」はこちら→ 第3話 雪の下 蟲師 第3話 柔らかい角       雪が降る山奥の村にギンコは呼ばれた。耳を病んでしまう者が続出。麓の医者も首をひねるばかりだと言う。片方の耳が聞こえなくなる原因は音を食う蟲だった。「ウン」というカタツムリに似た蟲は耳の中のカタツムリに似た形の器官に寄生していた。ギンコはお湯に塩を溶かして耳に流し込み治療する。       村長の孫の真火(まほ)だけが両耳を病んでしまったと言う。他の者とは違い、額に角のようなものが生え、聞こえていた音が聞こえなくなり、聞いたこともない音が聞こえだした。物音ひとつしないような雪の夜でも角から音が入ってきて、耳をふさいでも変わらないのだと言う。       ギンコはそれは「阿」という蟲でウンの作った無音を食う蟲だと言った。見境なく音を拾うので近くの音だけを聞くことはできなくなる。しかし非常に数が少ない蟲で治療方は見つかっていなかった。真火に角はどんな風にして生えてきたのかと聞くと昨年の冬に同じ病気で亡くなった母がよく両耳を塞ぐようにしていたのを思い出し真似してみたら額が盛りあがって角が生えてきたと言った。       母は自分の両耳を塞いで何か言ったのだが思い出せないと言った。処置方の鍵があるはずと村長に聞いてみると母親は死に際に音が全く聞こえなくなったと言っていたらしい。雪の中、外に出た真火を探しながらギンコは気づいて阿を捕まえると自分の耳に入れ、真火に母がしたように両耳に手をあてるように言った。阿は融けて出てきた。       阿の弱点は他の生物の生きている音。母は耳を塞ぎたかったのではなく、音を聞こうとしていたのだと思うとギンコは言った。両手を耳に当てると腕の筋肉が運動している音が聞こえる。真火は思い出した。母は自分の耳に両手をあてると「これが母さんの音だよ」と言っていた。昔、父さんと見た火を噴く山の溶岩の音に似ていると言った。       「ほら、おまえもやってごらん。おまえの中にも溶岩が流れているよ」 真火の角が取れた。報酬はこれでいいとギンコは角をもらった。 ★原作では第1巻にあります。       ページビューランキング

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