那須塩原の自然観察日記
★イヌタデが咲いていました。イヌタデが咲いていました。場所は我が家の近くです。イヌタデはタデ科の植物で日本全土に分布します。道ばたや野原に多い1年草で、花穂は長さ1~5cmで、萼(がく)は紅色です。一般にアカマンマと呼ばれて親しまれています。和名は犬蓼(いぬたで)です。昔、タデは辛味のあるヤナギタデを食用にしていましたが、このタデには辛味がなく、香辛料には向かないのでイヌタデと名付けられました。役に立たない植物のにはその頭に動物の「イヌ」を付けた例が多くあります。タデはあまりにも辛くて舌が「ただれる」が「たでる」と変化し、さらに「たで」に変化したといわれます。