自然観察日記
★アブラチャンが咲いていましたアブラチャンが咲いていました。場所は槻沢地区です。アブラチャンはクスノキ科の植物で本州・四国・九州に分布します。山野に生える落葉低木~小高木で、高さ3~6mになります。花は小さく、黄色です。和名は油瀝青(あぶらちゃん)で、アブラチャンのチャンは瀝青(れきせい)のことで、昔、果実や樹皮の油を灯用にしたことに由来します。 ちなみに、広辞苑によると、「チャンとは瀝青(れきせい)タールを蒸留して得る残滓、または油田地帯などに天然に流出固化する黒色ないし濃褐色の粘質または固体の有機物質。道路舗装や塗料などに用いる。(chian turpentineの略 という)」とあります。