古着ジーンズの簡単ウエスト詰め
日々の登校も休日の部活も、制服と体操着さえあれば学生の間は事足りるだろうと、子どもの私服在庫には気が回っていませんでしたが、長期休暇になり、しかも汗で着替えることの多い夏となると、服が足りないことに気がつきました。しかも背が伸びてパンツ類はサイズアウトし、短パンしか履けるものがないときた。慌ててリサイクルショップをはしごして調達してきました。思考停止で履けるジーパンは1枚持っておきたいとのことですが、ウエストが細すぎてなかなかジャストサイズが見つかりません。なので、見た目と長さだけ試着して確認し、ウエストは詰めることにしました。腰部分の内側にゴムの通り道をつけ、ゴムを通し、ちょうど良い長さにゴムを縫い止めます。(画像はまだゴムを通しただけで縫い縮めていない状態です)このやり方は、以前YouTubeだったかで見つけたやり方なのですが、元の生地にハサミを入れることなく簡単に詰められて気に入っています。履かなくなったら縫った部分をほどいて、再びリサイクルショップで循環させられるかな、と。その部分だけ厚くなるので若干乾きにくいという難点はあるのですが。そして毎度の事ですが、今回も材料費は0円です。ゴムの通り道に縫いつけた布は、子どもの破れズボンを解体しリメイクに使った後の、小さな切れっ端。長さが足りず継ぎ足してあるわ、色褪せてるわ散々ですが、見える部分じゃないし、子どもが納得してくれればそれでOKです。通した幅広のゴムは、ワークマンのルームブーツ?を頂いたときに、商品を結わえてあったゴムを保管しておいたものです。縫い糸は解体したババシャツからほどいたもの、というのは通常営業ですね。こんな風に、小さな端切れやら何やらが、ひょんな事で活躍してくれるので、素材をむやみに捨てないようにしています。画像のジーパンに巡り合うまでには、幾つもの店をまわり、何度も試着をしました。最初は子どもの要望でユニクロで試着をしたのですが、「全然自分(のウエスト)に合わないサイズで好みじゃない見た目のものに4000円はキツイ」と言い、古着で探すことになりました。購入したジーパンは、本体の形も色も、ステッチの色も好みで、お尻ポケットの刺繍もかっこいい。人とかぶらないし、これは大事に履かないと♪と900円のジーパンに満足げでした。良かった良かった。