年末に洗濯機が壊れて考えたこと
ある日、洗濯機を回すと、カラカラと金属と思われる大きな音を立てるようになりました。洗濯槽の底面をドライバーで外してみても何も落ちてはいません。手の届かない内部の金属パーツが欠け落ちて、回転の度に大きな音を立てているのでしょうか。異音を気にしなければ、問題なく洗濯は仕上がりますが、状態が分からないだけに使い続けるのは怖く、家電量販店に駆け込みました。限られた選択肢のなかで妥協しても、年末年始にかかってしまうので、配送・設置は半月後になるとのこと。どうせ待たされるなら選択肢の多いネット通販で買おうということで注文したところですが、やはり半月は待つことになります。その間、コインランドリーに通うことも考えましたが、昔の人は手で洗濯してたんだよなぁと思い、家族が各自の衣類を手洗いし、軽く絞ったものを壊れかけ洗濯機に入れ、まとめて3分だけ脱水するというやり方を試してみています。なぜか洗いの時より、脱水時のほうが異音が小さいため、壊れる限界まで、最小限で良いからと、怖々ですが働いてもらうことにしました。どうかあと半月もちますように。手洗い洗濯をしてみて、水分を含んだ布の重さに驚きました。私は肌が弱いので、綿の衣類ばかり選びますが、綿は重い!今まで洗濯機があることが当たり前で、洗濯の量や、本当に今洗濯機に投げ込んだ衣類が洗う必要があるのかなんて考えることもなく、洗濯機は毎日この時間に回すものだと思考停止になっていました。手洗いをしてみて改めて、洗濯にはたくさんの水を使うことを感じ(風呂の残り湯を使ってはいますが)、なかなかの重労働なので、着かたも洗濯のタイミングもよく考えるようになりました。汗をかかない季節なので、直接肌に触れないものは毎日洗濯しなくても大丈夫、みたいな。「まだ7年しか使っていない洗濯機が壊れた」とお友達に愚痴ったところ、「洗濯機が壊れるのは、年数より使用回数らしいよ」とのこと。知らなかった。この半月で手洗い洗濯に慣れたら、今後は靴下や肌着など小さなものは手洗いし、洗濯機を回す回数を減らすのも省エネ・節約になって良いかもしれないなと思いました。