買い物の失敗。使ってみて気づく、選ぶ基準
フライ返しを買い替えて失敗したお話です。画像上のものを使っていたのですが、先端部分に施されていた加工が剥げたと言うのか溶けたと言うのか、洗い物担当の子どもに「モノを大切に長く使うのもいいけど、これ(洗っていてベロンと剥げた素材)を知らずに食べてると思うと怖すぎるから、ステンレスのとかに買い替えてよ。毎回黒いのが剥がれてくるんだよ」と言われ、そうかーと買い替えを決めました。以前は実家で重複していたナイロンターナーを引き取って使っていて、先が溶けたので、圧力鍋を買ったときにオマケでもらった画像上のものを下ろして使っていたのですが、これも劣化。もう使い捨ては嫌だなぁ。となると、次に買うのはシリコンかステンレスが良いかしら、くらいで下調べもせずに買いに行きました。お店にはシリコンとステンレスどちらもあり、価格はどちらも1500円弱の許容範囲。どちらでも良いけど、強いて言えば見た目がボテッとしたシリコンのより、細身でスッキリ見えるステンレスなほうが好きかな、くらいの見た目で画像下のを選びました。我が家のフライパンは鉄で、フッ素やらテフロンやらの加工ものはこの先使うことがなさそうなので傷がつく心配はしなくて良いのでステンレスにしたというのもあります。フッ素加工のフライパンだったら、シリコンを選んでいたのかな。さて実際、目玉焼きの時に使ってみると、今まで使ってきたものより使いにくさを感じました。フライパンと目玉焼きの間にフライ返しが入りにくい。なぜ?と見比べてみました。元のものは先端に傾斜がついていることと、先端も軸もしなりがある。その差が使い勝手に影響しているのでしょうか。ステンレスのは、継ぎ目がないので洗いやすく衛生を保ちやすい。でも、堅くて丈夫だからこそなのか、小回りがきかないというか、融通がきかないというか、使い勝手はイマイチでした。もしも時を戻せるのであれば、継ぎ目が気になりはしますが、立体模型で使い勝手を検証しながら作られたという、適度なしなりと柄の絶妙なカーブが特徴の、柳宗理のフライ返しを買いたいです…が、これだって、実際使ってみたらまた何かしら不満が出るのかもしれません。ということで、まぁ、縁あって我が家にやってきてくれたフライ返しを大事に使っていくとします。柳宗理 バタービーター フライ返し Sori Yanagi 【平日のみ発送】【お買得】