デイドリームビリーバー
早速にも旧友から、わざわざ電話で「デイドリームビリーバー」の訳で質問が飛んで来たので、丁度、忌野清志郎が日本語で意訳したのを歌ってるのでシェアします。質問は、流石に英語の出来る奴だったので「homecoming queen」って?、、、、、と言う、ある意味、的を得たものでした。コレって辞書だけでは、直訳すぎるかもね。私の解釈は「homecoming party」ってのがアメリカでは伝統的にあって、そのパーティーの前に「homecoming king」と「homecoming queen」が選ばれるんですね。それは、成績優秀、容姿端麗に加えて性格優秀、指導性抜群と言う「次の「時代を背負う良きアメリカン」って感じで、実際にも、卒業後、社会で活躍する方の多くが「homecoming party」でのキングとクィーンだそうです。後年に成りますが、家内を連れて海外出張に行った際に、往復を正規のビジネスチケットにした所、帰途、チェックインの際に、アップグレートされて「ファーストクラス」に乗れたもんで、メッチャ、家内が感激してたんで、「お前、俺と結婚したんで、社長婦人に成れて良かったな〜」と恩着せがましく言ったら、、、、、、ニコって笑いながら「お父さん!私をお嫁さんにもらったから、社長に成れたんじゃないの?」って言われて、ホントにドキリしたものです。そうなんですよ。アメリカでは社会に出て成功するには「homecoming queen」をお嫁さんにすることが必須らしいですよ。だから、ただのミスコンとは違うんですね。この歌で言う、ドリームビリーバーとhomecoming queenっては、この二人の関係を考える上で重要な解釈なんですよ。私の当時調べた範囲では、homecoming kingとqueenが結婚するのはマレでhomecoming, queenが選ぶのは、だいたい「変なヤツ」「意外なヤツ」が多かったみたいで「その変なヤツ」がhomecoming queenを嫁さんにすることで、やがて、社会に認められて成功して行くケースが多いと記憶しており「アメリカンな内助の功」みたいに理解しておりました。だから、私にとっては家内は紛れも無くhomecoming queenなんですよ。その私のhomecoming queenは、只今、台所で私の夕飯作ってくれております。窓を開けてるので、まな板の音が心地よく聴こえて来ます。忌野清志郎バージョンでは「ずっと、、、、夢を見て安心してた」と訳詞してますが、コレって誤解させますね。「夢を持って無い人生」って、ツマラナイでしょう。だから「夢を持つ事は、とても大事な事。そして、その夢に向かって行動することは、もっと、もっと大事」って感じで捉えて欲しいですね〜だから、この歌は行動しなかった後悔の歌だと私は思ってます。夫婦が力を合わせて、頑張れば、一人じゃ出来ない「夢を実現出来るよ」って歌だと思います。良く自分は何もしないで、旦那の尻を叩くご婦人がいますが、あれではダメですね。旦那は馬じゃないからね。旦那をkingだと讃えて、応援し、援助してあげてこそ「内助の功」ですね〜「ブタもおだてりゃ、木に登る」んですよ。「旦那もおだてりゃ、成功する」そう言うもんだと思います。