マミヤ6で姫路城を撮る (銀塩カメラ)
「姫路城の定番」最近、押入れの奥から取り出したマミヤ6。昔、どこかの骨董市で3,000円で買った。何とか掃除をして2000年前後によく使った。でも、撮影すると明らかに光漏れが出ている。もう捨ててしまおうか。いや未練が残る。またまた大改修をしょうと決心して、まず、蛇腹のどこに光漏れがあるのかを検査。蛇腹を繰り出し、裏ふたを開けて真っ暗な部屋で裏からライトを当てて見る。写真には撮れなかったが無数に小さな穴が・・蛇腹の折れ目が老朽化しての現象。取り替える蛇腹の正規品は無いので曲がっても割れない合成樹脂系塗料を買ってきて丁寧に塗っては、暗室で検査の繰り返しそれと、このカメラはバックフォーカスでフィルム面が前後する。裏ぶたの赤窓も中側に着いていたおわん状の遮光具はボロボロ仕方なく、化粧に使うパフをカッターで切り抜きこんな風に代用。2穴は6×6と6×4.5の窓レンズはマミヤのものと思うが、SETAGAYA SECORと書かれている。デカイ・ごつい最近の中判カメラに比べれば軽くて携帯性は抜群。ただし露出計は無し。富士カラー リアラ(ISO100)のネガを補正なしでそのままスキャンしたが大崩れなし。彩度はやはり低い気がするが、天候も暗かったし・・それにしても、光漏れなくきっちり写り満足。たいした写真じゃありませんがこんな感じで。「大手門の大扉」「西の丸」「改修」「大柱(昭和の大修理時)」