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2007/12/25(火)11:30

地球温暖化

アメリカの世論が変化しているらしいです。 「地球温暖化対策なんて、アメリカ経済にとって全く意味がない」とうそぶいていたブッシュ大統領ですが、次期大統領の争点の一つは温暖化対策になりそうです。 世界第一の二酸化炭素排出国、そして京都議定書を無視し続けてきたアメリカが温暖化対策に積極的になるのは本当にいいことでしょう。 しかしその理由はどうも「宗教的な」考えに基づくようです。 この意見をリードしたのが最大の教派「福音派」の牧師たちだというのは驚きです。 どうやら「地球を作った神の意志に反して、地球を破壊する行為は神の教えに反する」とのことです。^^; いろいろと地域間で紛争を起こしやすい宗教も、こんな風によい影響を与えることもあるのですね。おかげでそれまで無名だった福音派の元伝道師である大統領候補は、一躍民主党の第2位に躍進しているそうです。 他の候補も軒並み「地球温暖化対策」を一斉にスローガンに上げ始めました。 アル・ゴア氏がその活動でノーベル平和賞し、著書「不都合な事実」のドキュメンタリー取材フィルムがアカデミードキュメンタリー部門を受賞したことも無関係ではなさそうです。 2000年の大統領選挙での疑惑、「不都合な事実」への反論、そして大統領選挙。 一度は政界から抹殺されかかった、ゴア元副大統領の華々しい復活にも興味津津です。 やっぱり人間「あきらめたらいかん」ということでしょう。 今もっとも世界に影響を与える力を持ったアメリカ民間人、ゴア氏。 今年59歳の年齢からして、まだまだ大統領を狙えますねぇ。

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