2008/08/14(木)08:00
unseen ~ Takao Niikura's Would
友人であり音楽仲間、喫茶nicoの店主は、ぼくにとって刺激的な人です。
彼の名は、新倉孝雄(同姓同名の著名な写真家ではない)。
彼が持つ様々な『顔』は、inとoutに分けられます。
彼のinはサーファーであり、スケーター。
数多くのサーフトリップを経ながら、全身で『波動』をキャッチしています。
それは波のうねりに留まりません。
風、水、土、光、気、などの質感から色彩にまで…。
ある日、彼が話してたことが印象的でした。
「ぼくは、お腹の中に水を感じることがあるんですよ」
一方、彼のoutはアーティストです。
アクリル画材を使ったドローイングが主。
キャンバスは時に、スケート・ループになることも。
下の写真は、駒沢オリンピック公園内のループにペインティングした作品。
そんな彼のin・outを繋ぐのが『音』です。
彼がサーフトリップを通して感じたことから『音』が生まれ、やがて夢へと変換。
そのプロセスで、ドラムを叩いたり、D.Jをしながら、『音』のイメージを確認します。
そして、彼の体内から出てきた抽象的なビジュアルは、ぼくにとって、とてもリアル。
言葉の伝わりかたに限界を感じる昨今、彼の『見えない』世界を感じて頂ければと…。
近々、代々木上原のギャラリーにて、Takao Niikura~ unseen 展・開催予定。
詳細決定次第、UPします。