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カテゴリ:音楽
来月、ジョー・サンプルが、札幌、大阪、東京で来日公演を行います。 共演は、ランディー・クロフォードとスティーブ・ガット。 ご存知の方も多いと思いますが、1979年の大ヒット曲「ストリート・ライフ」で、 クルセダースのキーボートがジョー、フィーチャリング・ヴォーカルがランディーです。 当時ぼくは、クルセダースよりも先に、ジョーのソロアルバムを聴いていました。 フュージョン全盛だった頃、スタッフのリチャード・ティーと共に好きでした。 軽やかなローズ・タッチと、ヘビーなアコピ・タッチを使い分ける、器用なリチャード。 それとは対照的に、すべて流麗で力強いタッチ・センスのジョー。 両者共に、当然ながら、高度なスキルを持っています。 ただ、ぼく自身は、どちらかというとド派手なタッチ・センスが好きでした。 そんなジョーも、かつては自分が弾くローズ・ピアノのタッチに悩んでいたようです。 元々アタックが強く、アコピに比べてキーの軽いローズに戸惑いがあったのでしょう。 聞き手のぼくでさえ、当初はその強烈な個性にすっかりハマッタものの、 暫くすると飽きしまい、殆ど彼の演奏を聴かなくなりました。 あれから20年近く経過した1997年、ジョーのアルバム「Sample This」がリリース。 それまでも度々リリースされてたベスト・アルバムと同様か、と軽く思ってたぼく…。 しかし、久々に試聴して衝撃を覚えました。 あの嫌味なまでのアタックが洗練されてた、セルフカバー・アルバムだったのです。 そのセンスの進化ぶりは、ジャケ写の年輪を重ねたジョーにリンクしていました。 またそれは、ジョーに限らず、スタッフのガットしかり…。 そして更に、約10年経過した2009年3月。 フュージョンという音楽ジャンルの礎を築いてきたメンツが、再び日本で集結。 更なる進化を期待し、ぼくは会場へ足を運ぼうと思っています。 新たなる「虹の楽園」を求めて…。 ☆ジョー・サンプル日本公演案内 JECインターナショナル URL:http://www.jec-international.co.jp/event/joe_sample.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 23, 2009 07:58:43 AM
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