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カテゴリ:音楽
年末恒例の感がある「教授ツアー」 2010「UTAU」で大貫妙子さんとのデュオ 2011「Playing The Piano」でソロ そして、2012「Ryuichi Sakamoto Trio」 3年連続ボクはLive会場へ足を運んだ 初めて訪れた「東京オペラシティ」コンサートホール 新宿副都心の外れにある比較的新しい施設 都会的デザインの美しさも然ることながら、 音響の素晴らしさに驚かされた ボクが鑑賞した席がほぼ中央といったことも幸運 ピアノ、チェロ、ヴァイオリン、3つの楽器の音が鮮明で、 左右のバランスも完璧に近かった オープニング曲「Kizuna World」に続き代表曲が繋がれていく ネット配信では聴き取れなかった中低音域や会場の臨場感 やはり「生」は最高 そして今回のTrio演奏がこの3年間のアコースティックライブで、 個人的には最も気に入った 教授のピアノ演奏に主体をおいたというよりも、 クオリティの高いチェロとヴァイオリンが加わることで、 彼の楽曲がより洗練され表現 これはオーケストラ演奏を凝縮した醍醐味を感じた そんな完成度の高い演奏を堪能していると、 音楽の世界観を堪能しながら自分の世界観を重ね合わせられる 個人的に教授ワールドの最大の魅力はデジャブへのサポート ボク自身の奥深くに宿る「架空の記憶」を引き出してくれる 「美貌の青空」を聴きながら競技場から舞い上がる幾千もの風船を 「Merry Christmas Mr.Lawrence」を聴きながら山麓に舞う雪を その感覚は子どもの頃、童話やファンタジーを読むことで得られた 大人になるとなかなか出来なくなる純粋な夢想遊びへと繋がる感覚 ボクは日頃そんな感覚を大事にしている 公のプランニングや私生活を楽しむ上で欠かせない 「生」の旅の途上で、心の「遊」がなければ辛過ぎる 12.6 坂本龍一Trio「東京オペラシティ公演」は永遠の一瞬を満喫できた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 10, 2012 06:10:16 AM
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