ソーべ・カパンジ法
はじめに
手関節の尺側は尺骨手根間関節と遠位とう尺関節(DRUJ)
およびその間にある三角線維軟骨複合体(TFCC)で
構成されておりそれらの損傷により手関節尺側部痛
手関節や前腕の可動域制限握力低下などをきたす時の治療法
治療法として
★尺骨頭を切除する~ダラー法
★遠位とう尺関節の固定と尺骨偽間接形成術~
ソ-べ・カパンジ法
適応
尺骨遠位端切除術に比べ術後握力の低下も起こらず
肘関節への影響もほとんど起こらない。
TFCCに破壊があってもまた尺骨遠位端やとう骨のsigmoid notch
が 損傷されていても行える事もある
尺骨遠位端切除術と同様サルベージ(救済)術である。
禁忌
とくには禁忌はないが術後
尺骨近位端ととう骨かんでの衝突や不安定性
近位とう尺関節の問題などが起こる場合もある。
若年者は慎重に適応すべきである。
手術法
骨膜を剥離し尺骨遠位端から1~1.5cm近位で骨切りし
さらに近位1.2~1.5cmの骨切除を行う。
遠位骨片を反転しとう尺関節面を露出し
関節軟骨を可及的に切除し先に切除した尺骨の一部を
とう尺骨間に移植しスクリューとK鋼線で固定する。
RAでは尺骨遠位端が正常でない場合は本来の術式ではなく
棚方形成のように少し工夫が必要である。
棚方形成術・・・尺骨遠位端が吸収されてる場合
切除した尺骨を90°の角度であてて
サファイアスクリューで固定する
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