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カテゴリ:Music/Movie/Play/Art
昨日牡蠣醤油の会社名をヤマムラサキと間違って書いてしまいました。「アサムラサキ」です。ごめんなさい!!
さて、先日見に行ったクローン・ウォーズですが、字幕について少々。 アナキン・スカイウォーカーのパダワン(弟子)、アソーカはちょっと生意気な女の子という設定です。アナキンはそこまで生意気ではないとはいえオビ・ワンに対して結構生意気言うときがあるので、ストーリーの演出上アソーカが生意気なのは面白いと思います。アナキンは弟子を持ってはじめて生意気な自分にふと気づくのかもしれませんね。その辺りまではあまり描かれてはいませんでしたけれど。 このアソーカ、アナキンのことをSky-guyと呼ぶので大変失礼です。もちろん、スカイウォーカー(Skywalker)のスカイを取ってそう呼んでるわけです。これ、英語ですから日本語に訳すと「空の男」とか「空野郎」「空の人」「空男」になってしまうため、字幕ではそのまま訳したものを書くわけにはいきません。で・・・実際どう表記されていたかというと・・・「スカぴょん」・・・。 「スカぴょん」・・・。 いや、「スカイぴょん」とすると語呂が悪いのはわかるのですが、「スカイ」と「スカ」だと全然イメージが変わってしまう。日本語で「スカ」っていうと「はずれ、期待はずれ」ですね。そこへふざけた口調で少々馬鹿にした感じの「ぴょん」をつけたと。でもね・・・誰かがあなたに何かショッキングなことを言って、その後に「うっそぴょ~ん」と言ったら?だから「スカぴょん」なんていうのはとんでもなく失礼です。期待はずれ男をバカにしたみたいな感じ。しかも今度はそれを声に出して言ってみるとスカタンみたいでしょ?実際スカの語源がスカタンからきているのではないかという説もあるくらいです。そうなると「期待はずれの間抜け男」になります。もともとのSky-guyの持つ言葉のイメージからかなり遠いイメージになりますね。あるサイトではこの映画で気になることとして「自分の師匠をスカぴょん」と呼んでる、と書いている人がいました。すんませんけど、スカぴょんは日本語ですので正しくないっす。というか・・・劇中でアソーカはSky-guyって言ってるっす。ハッ、そうか!その人は字幕版じゃなくて吹き替え版見たのかな? じゃあどう表記しろと?「スカイなんとかさん」の方がまだましでしょうけれど、それがいいかどうかわからない。だいたい長いし。子供向けの映画なので「スカイ・ガイさん」とすると・・・ ![]() この人たちとかぶってしまう人も出てくるでしょう。そうなるとまるで気分は悪魔の髪型です(菅井君知らない人には判らんぞ!)。 まあ・・・英語はすべて日本語には直せないです。ひょっとしたら「スカぴょん」は実際のニュアンスにあっているのかもしれない。だって翻訳のプロがそうしようと判断したわけです。ただ、僕がそう思わないだけで。前も書いたと思いますが、ギブソン・レスポールのコピーに「Les is more」というのがありますが、訳したところでつまらないし、Lesが発音はlessと同じでlessがmoreと反対の意味だということは日本語では表現しきれないです。こういった言葉の遊びは日本語に訳しにくいです。 でも・・・「スカぴょん」はひどいなあ! ![]() スター・ウォーズ「クローン・ウォーズ」はTVアニメで続くようです。これはCMのようですが、面白そう。なんと、Y-ウイング戦闘機が!ヤヴィンの戦いの時は装甲板というかボディカバーが外れた状態でしたが、これはヤヴィンの戦いより随分前の話なので装甲板がついた状態です!カッコいいぞ!
Last updated
2008.09.02 23:36:01
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