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2006.01.05
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カテゴリ:健康・医療
先日、友人のゆりさんから、「あなたの手は、なぜ温かいの?」と
質問がありましたので、本日はこれを著述します。

施術を受けたことのある方ならお気づきかと思うが、ワタクシの掌(テノヒラ)は、
とても温かい。
温かいというより、施術の中盤には熱い位までになる。
施術は必要に応じて、右手、左手、あるいは両手重ねで押圧をするのだが、
片手で押圧するときは、もう一方の手が余る。
余った手を利用しないと無駄だから、患者さんの患部にあてがうのだ。
これを「添え手」という。
この添え手が、冷たいより温かい方が良いに決まっている。
極めると、押圧手よりも添え手の方が、治療効果が高くなる。

活動拠点をロンドンにもつ、ある気功家によると、その気功家は、例えば
頸の寝違えを治療する時、患者に座ってもらい患者の首に触れない位の
位置に両手を置き、15分位じっとしているのだそうだ。
そのうち、頸の骨がコクコク動き出し、(頚椎の並びが正常になることと
思われる。)寝違えの痛みもひくという。
一般的に気功家は患部に触れずに治療する。気功家が言う、目には見え
ない「気」が治すのだという。
「気」は、「エネルギー」とか「パワー」とか呼ばれるが、未解明のもの
なので、あまりにも漠然としている。

ワタクシの場合は“自律訓練法”を習得したあたりから、掌に熱を得た。
自律訓練法を極簡単にいうと、自律神経をコントロールすることだ。
例えば、心臓の鼓動の速さ(脈拍)は、自律神経が常時コントロールしていて、
走ると自動的に早くなり、寝ると自然に遅くなる。
物を食べると胃は動き出し、忘れることなく呼吸する。これらは全て、
自律神経が制御している。(具体的には交換神経と副交感神経がバランスを
取り合っている。)
体温も同じで、恒温動物の我々は、外気温に左右されることなく、目標の
体温を保とうとする。これも自律神経がやっている。
このコントロール作用である自律神経をコントロールできるようになると、必要な時に
体温を上げることができる。

掌に熱を呼ぶもうひとつの方法は、臍下胆田(サイカタンデン)に気合を入れて
施術することだ。
臍下胆田とは、へその下(下腹)あたりの深い所だ。
ちょうど、女性では子宮辺りである。
ここから施術圧が発生するのだ。
結果、掌に熱を呼ぶ。

腰をほぐす目的で、大腿部や臀部を押圧するが、ワタクシはそのときも必ず
添え手を患者の腰に置く。
患者と同調(シンクロナイズ)すればするほど、患者の“気”が手伝って、
ワタクシの掌は、ホカロン化するのだ。


共に手技療法師を目指すケイちゃんは、以上のことをよくよく理解して
いただきたい。
あなたは、ワタクシが足元にも及ばぬ程の高いセンスをお持ちだから、方角を
誤らぬ限り、アロマテラピストのQueenになれます。


横尾けいすけ





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最終更新日  2006.01.05 22:06:10
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