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2006.02.20
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カテゴリ:仁徳
Dr,Fから紹介いただいた「ミリオンダラー・ベイビー」を今、見終えた。
安楽死がテーマであったが、日本映画のようにお涙ちょうだいではないから、かえって考えさせられた。

安楽死の是非なんか、何百年考えても答えは出ないだろう。

世の中のは、白か黒か結論出せない灰色の局面がある。

この映画のように、自分の近しい人に灰色の選択をしなければならない時が訪れても不思議ではない。
いつか自分の親に、そんな境遇もありえるのだ。

中学2年生まで飼っていた柴犬は、心臓病持ちで、何年も時折倒れた。
晩年は体力も果てて、大好きな散歩にも後ろ足が立たず不可能だった。
彼のもどかしさを感じた。
彼のことを思ってか、介護の疲れからなのか、私の親は、少年の私に安楽死を提案した。
提案というより、選択をさせた。
私は安楽死を選択し、彼の見ている前で、親父と庭に彼の墓穴を掘った。
夕刻、獣医が注射を打ち、30秒ぐらいで、彼はぐったりした。

彼は今も庭に眠っている。

灰色の選択だったので、良かったのか悪かったのか、考えたことはない。

これが私が殺害をした2回のうちの1回目だった。


横尾けいすけ





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最終更新日  2006.02.21 00:14:32
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Fです   Fです さん
ありがとう。 (2006.02.23 16:58:36)

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