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こちらは 映画や小説などの感想文(レビュー)です。

2010.02.20
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カテゴリ:社会風俗

銀メダルの長島圭一郎選手、銅メダルの加藤条治選手、さらに6位に入賞の吉井小百合選手。この3人に共通した事が分かるだろうか。
答えは3人とも日本電産サンキョー(株)の職員であることだ。
日本電産サンキョーは長野県諏訪にある高度な機械加工技術をもつ製造業だ。そこのスケート部で“クラブ活動”をしていた3人がオリンピックという舞台で大活躍を成し遂げたのだ。

元々、アマチュアスポーツ選手は働きながらそのスポーツに励むのが基本だが、最近は景気も悪くアマチュアスポーツ選手を応援する企業が少なくなった。それが顕著なのはアイスホッケーで、昭和の時代には北海道を中心にした本拠地を持つ各企業がチームを有していたが尽く解散してしまったので日本のアイスホッケーの実力は地に落ちた。
日本電産サンキョーだって苦しかった。営利に直接結びつかない部活をする余裕など無いのだ。

でも、ここでそういう“余計な事”を止めてしまうと会社なんかつまらなくなるのです。
例えば、業績良好で売上げが2倍になれば喜びも2倍になるでしょうか。
支店が10倍に増やせたら幸福感も10倍になるでしょうか。
従業員だってそうです。給与が5割り増しになった時本当に生活の安心感も5割り増しになるでしょうか。
営利企業が儲かるのを否定しているのではありませんが、それだけだと虚しいし、そして企業としても20年後が苦しくなると思います。

昨年にノーベル賞を取った方の半生ですが、彼は大学を卒業して就職するときソニーに断わられました。「研究職をしたい」という彼の意思がソニーの理念と合わなかったのです。ソニーは今年中に製品化出来るものを開発する技術員が欲しかったのです。10年後に役に立つかもしれない素材の研究などやっている余裕は無いのです。
それから数十年、開発能力の無い電器屋はウォークマン以来パッとせずです。アイボも学生が作ったロボットの厚化粧でしかなかったと思います。今でも犬のロボットであるアイボと楽しく過している人がいるでしょうか。

スケートの刃はそのカーブに合わせた微妙なカーブが大切なそうです。
日本電産サンキョーは選手とミーティングを重ね、その仕上げを同社の技術員が手作業で仕上げたそうだ。
職人がワクワクする企業、開発員が集中できる企業、経営者も従業員も誇れる企業。それは本当の元気な会社だと思います。

そうそう、日本電産サンキョーは、おそらくそんなに売れないオルゴールまで作っています。
活気ある職人が作ったオルゴールをホワイトデーのお返しなんかのもイイかも♪


博学研究家 横尾けいすけ Yokoo Keisuke
mail to cayman450s@yahoo.co.jp







最終更新日  2010.02.21 00:11:55
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