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こちらは 映画や小説などの感想文(レビュー)です。

2010.06.18
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カテゴリ:お薦めの本

国盗り物語
国盗り物語(第1~4巻)改版
新潮文庫
司馬遼太郎


喜多川泰推薦本です。
喜多川泰推薦本とは、作家 喜多川泰(キタガワ ヤスシ)氏がその著作「上京物語」にて、小説内の父から息子に読んでもらいたい本をいくつか紹介しているものです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を“国盗り”の拠点と定めた!戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語の緒編。


これは歴史小説です。歴史小説というのは長編作品が多いですね。
流石に司馬遼太郎はそのジャンルの第一人者で、読んでいて飽きることはありませんでした。
史学者の証拠に乗っ取った歴史教育を我々は学生時代に学びますが、歴史小説は史実に忠実でありながらも作家の洞察力が感動を呼びます。
1~2巻の前半の主役が斎藤道三です。斎藤道三なんて学校教育では2,3行の記述だけで名前だけしか知りませんでした。
3~4巻の後半の主役が本書の題名では織田信長になっていますが、実際は明智光秀が主役です。明智光秀も有名ですが教科書では本能寺の変でいきなり登場して三日で消えますね。
こういうツマラナイ歴史教育を歴史小説家は楽しませてくれます。
元々、人間って面白いのです。それは天下を盗った信長、秀吉、家康だけでなく、面白い人生を送った人物も沢山居るのです。見過ごされた感動が司馬遼太郎によって昇華されます。
明智光秀の人生の紹介は最高です。不器用なインテリの悲しい運命は何時の時代もあるのだなあと刹那な感動を得られます。


横尾けいすけ Yokoo Keisuke
mail to cayman450s@yahoo.co.jp







最終更新日  2010.06.18 21:04:58
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