カテゴリ:カテゴリ未分類
(~続き) それで、2年ぐらい前にロンドンに留学したのですが、その過程はSNSなんかで何度か報告してくれていました。シェアハウスでの楽しい生活、英語学習で苦労の末に良い結果が出た事、ダンスのオーデションに合格した事・・・などなど、「やったね!」とコメントを貰える記述がほとんどでした。 でも、先日会って判明したのですが、やっぱり成功の影には努力も有ったし失敗も有ったのです。 良かった事をSNSに書いていたのです。不幸話なんか誰も喜びませんからね。 成功談の影には、くじけてしましそうな挫折が沢山有ったようです。ましてや大英帝国ですからアメリカに留学するのと試練が違うはずです。その昔、夏目漱石が苦労した留学話は有名です。彼らの気高さは今でも残っているはずです。 そんな難しい環境の中、彼女が頑張れたのは“出来ない言い訳”をしなかったからでしょう。「英語がイギリス人より出来ないから・・・」とか「西欧人よりも体力が劣っているから・・・」とか「肌の色が違うから・・・」とか、言い訳は幾らでも作れるのですが、それを言ったら、あの峰は越えられませんね。 それで、何度も成功談を知らせてくれて皆をワクワクさせてくれた彼女ですが、それでも ちょこんと無常観を感じる時があったそうです。 成功した時の無常観。 これって、“目標”と“目的”をごちゃ混ぜにしているから起こる事なのです。 (続く~) 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to cayman450s@yahoo.co.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|