カテゴリ:ニュース 違った目線
昨日、東京都水道局の金町浄水場(葛飾区)で、水道水から乳児の摂取制限を超える放射性ヨウ素が検出されました。結果的には栄養摂取が盛んな乳児であっても飲用に問題無いとの事ですが、人それぞれの恐怖感情度が見えて面白かったです。
僕がその発表を知ったのはマッサージルームでの仕事中でした。隣でほぐされている中年男性のお客さまの携帯電話が鳴り響いた。ちなみにこの方、どこそこの会社の役員をされている偉い人だそうです。ケイタイをマナーモードにしないような人が偉いか否かはともかくとして、彼はその電話に応対したのです。電話は関西に住む知り合いからで、「今、東京の水から放射能が検出された。大変だ。」という内容だったのです。電話を切った後に彼が大声で言うから分かったのです。リラクゼーションの場で、こういう人って困るのです。心配症は一人で、もしくは関西の知り合いと二人でやってもらいたいですね。 笑ったのはその直後で、彼はその一報が気になってしまい、マッサージを中断し着替えて帰ってしまいました。しかも新幹線のビジネス回数券で関西に行くとのことでした。 日本は唯一の被爆国なので、放射能について臆病になっている人が居るのも仕方が無いかもしれません。いや、被爆経験の無い国の方々まで帰国しているのでそれを聞いた日本人が恐れても可笑しくはないかもしれません。 しかし、ここは神奈川県。東京の水は供給されていないのです。そんなに臆病では困ります。 何が困るって、首都圏の人の今の業は被災者を救う事のはずなのに。自分だけ避ければ良いという訳ではないはずです。 放射能情報という暗示で左右されるようでは会社運営など出来ることでしょうか。 (続く~」 横尾けいすけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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