カテゴリ:舘さんと禁煙しよう
イクラってありますよね。
日本ではイクラはサケの卵ということになっていますが、イクラの語源であるロシアでは魚の卵全てをイクラと呼ぶのだそうです。日本ではサケの子をイクラ、マスの子をマスコと区別しています。口にするものに拘るのが日本人ですね。 ところが、 人工イクラというのをご存じでしょうか。これは、見た目も味も本物のイクラに似ているのですが、サラダ油と海草エキスを主原料に化学生成した物で魚の卵ではないのです。あなたが寿司屋に行ってイクラを注文したとき、人工イクラを出されたらどう感じますか? しかも、それが人工品だと表示されていないのです。あなたは海の幸と思い込んで美味しく戴くでしょうが、人工イクラであると知ったら、どう思うでしょうか。 虚偽な物に魅力を感じるでしょうか。 さて、禁煙願望のある方は、タバコに対して複雑な気持ちがあるのだと思われます。「止めたいのだけれど、止められない」これは言い方を変えれば、「止めたいのだけれど、タバコに魅力を感じる」となると思われます。あなたの精神がタバコを素敵と感じてしまっているのです。タバコの依存には身体的依存と精神的依存の両方が有りますが、これから話すことは精神的依存をボリューム・ダウンするのに役立つでしょう。 多くの人が禁煙したがっているのは、正確には紙巻きタバコを止めたいということです。タバコにはその他に葉巻とか噛みタバコとかパイプ式とか色々な方法がありますが、皆さんが止めたいのは紙巻きタバコのはずです。後で書きますが、葉巻を止めたいのに止められないで困っている人は居ないのです。 紙巻きタバコのパッケージには「ニコチン何mmg タールmmg」と必ず表記されています。現在の全ての紙巻きタバコのはニコチンとタールの含有量が表記されています。 しかし、全ての葉巻にはニコチンは含まれていますが、タールは一切含まれていないのです。なぜなら、タバコの葉にはタールが含まれていないからです。葉巻はタバコの葉を巻いた物なのでタールが無いのです。 では、あなたの吸う紙巻きタバコには、何故にタールが含まれているのでしょうか。 タールはタバコの葉には有りませんが、草木の幹や枝に存在します。隠されていたことですが、紙巻きタバコは葉巻のようにタバコの葉を使用していないのです。紙巻きタバコをつくるには、樹木をパルプ状に加工し、それを細かく刻み、ニコチンを染み込ませるのです。わたしはついこの間まで、紙巻きタバコはタバコの葉を刻んで作っているのだと思っていました。タバコの葉を吸っていると思い込んでいたのです。? しかし、それは嘘でした。人工イクラと同じだったのです。パルプにニコチンを染み込ました葉巻の虚偽品を愛していたのです。 「タバコの葉ではなかった」こんな虚偽はあるでしょうか。こんな裏切り、詐欺行為はあってよいのでしょうか。しかも、染み込ませているニコチンも化学合成品かもしれません。自然のタバコの葉だけで国内使用量のタバコのニコチンを確保しようとするには、タバコ畑が少なすぎます。つまり、人工ニコチンが使われているということです。 人工イクラと同じように、今の紙巻きタバコは虚偽品だったのです。 どうですか、魅力を感じなくなったでしょう。(?) 上記の記述は、苫米地英人先生の「 Dr.苫米地の脱洗脳禁煙術」(WAVE出版)を参考にさせていただきました。苫米地先生はその著述で禁煙法を説いています。上記の“タバコの正体とは”の他にも大変興味深い内容で満たされています。是非、お読みください。↓ ![]() 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to keisuke450@gmail.com
最終更新日
2011.09.04 21:32:37
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