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2015.03.29
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カテゴリ:レビュー 感想
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山田洋次監督作品で、松たか子主演ですからクオリティーの良さは間違いないと思っていましたが、36歳になった松たか子が、昭和初期の20代の妻を見事に演じていたのは素敵でした。
時代と共に、日本人の“若々しさ”は進んでいます。昭和初期の20代は、平成の30代の顔が丁度良いのです。

嵐の夜を使った演出が、ナイスだなぁと思いました。
ストーリーは、松たか子演ずる若妻が、吉岡秀隆演ずる未婚男性に惚れるという浮気話なのですが、若妻が男に恋を募らせてしまった瞬間を、嵐の夜を使ったのは敬服ものでした。


人間を含めて全ての動物の潜在意識は、第一に生命の維持を目標とします。第二は子孫繁栄です。そういう性質の潜在意識だからこそ、私たちは絶滅せずに現代まで残っている訳です。
生命に関わりそうな事、例えば原始時代だったら嵐などの風水害や猛獣から襲われる事。そういう恐怖を認識すると、人間は男女を問わず発情するのです。なぜなら、大きな恐怖は死の可能性が高まりますので、第一の目標である生命が危うい事となり、第二の目標である子孫繁栄にギアチェンジするのです。

子孫繁栄、所謂子作りには、発情が必要です。だから人は恐怖を体験すると、惚れやすくなるのです。

ちなみに、これは現代でも恋愛テクニックとして利用できます。口説きたい相手とのデートに、遊園地のジェットコースターやスキーをプランするのです。
つまり、潜在意識が恐怖と感ずるジェットコースターやスキーを経験すると、近くに居る相手に惚れやすいのです。

この映画でも、若妻が恋を募らせてしまった理由は嵐のためです。一家の主が不在の巨大台風襲来の夜に、潜在意識は 松たか子演ずる若妻を発情させたのです。


大切な あなたが 幸せでありますように。
横尾けいすけ


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最終更新日  2015.03.29 17:02:59
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