こちらは 映画や小説などの感想文(レビュー)です。

2015/04/07(火)15:48

手書きと潜在意識

お薦めの本(66)

今回は、書家の堀内景子先生が出版されました「楽しみま書」という本の感想と、
私の感じる「手書きと潜在意識」についてお話しさせてください。 堀内景子(著) U-chu企画(出版) 書家の堀内先生は、全国各地での個展を開催し 商品ロゴなどのお仕事もされ続けていました。 その傍ら、書道の指導も続けられ、多くの方に書く喜びを教えているのです。 初心者に対しての その御指導は、正式な方式だけに留まりませんでした。 筆書きをする「喜び」を伝え続けたのです。 「楽しみま書」にも紹介されていますが、たとえ数十年間 筆を持つことのない生活を送っている方でも、堀内先生から始めて指導を受ければ、ほんの2時間ほどで「気持ちが伝わる」筆書きができるようになるのです。 ところで、所謂、字が下手な人は、なるべく手書きをしないようにしたがります。 私も達筆でない人達の一員なので、その気持ちが よく分かります。 昭和生まれの私の場合、学生の頃はパソコンなど無かったので、達筆でなくとも仕方なく書きました。 書きながら、自分の下手な字にうんざりしたものでした。 嫌な気分で書いていると、私の字はさらに奇妙なものになりました。 そして、社会に出てからワープロやパソコンで記述できるようになると、手書きからの逃避を続けたのです。 しかし 3年ほど前、直筆には潜在意識の “気持ち” が籠もるものだと知ったのです。 筆でなく他の筆記具であったとしても、書いた文字には その人の想いが見えてきます。 嬉しい気持ちで字を書くと、それが伝わります。 怒りも 楽しさも 寂しさも、書き手の感情が 読み手に伝わるのです。 しかし、ワープロ書きだと綺麗に仕上がるのと裏腹に、気持ちを伝えるのはかえって困難だったりします。 例えば、男性が大好きな女性に「愛してる」という4文字だけで想いを伝えたいとき、手書きに勝るものはありません。 LINEしていて いきなり「愛してる」なんて打っても、嫌われるかブロックされるかが落ちです。 ワープロ書きでは、心を籠めるのは難しいのです。 もし、心を籠めて書けたとしても、その想いがそのままs相手に伝わらなくてはなりません。
想いを伝えるには、手書きが一番です。 人の潜在意識は、手書き文字を見ると、書いた人の感情を想像するのです。 潜在意識という心の奥底で起こった想像は、本人が気が付かなくとも感情に影響を与えます。 あなたが本気でその人を好きならば、手書きで 愛してると書かれるのも良いでしょう。 私のように達筆でない方は、手書きがとても億劫でしょう。 そんなときは、この本を読んでみてください。 あなたは、手書きの素晴らしさを知り、それが可能な自分にワクワクすることでしょう。 大切な あなたが 幸せでありますように。相談屋さん カフェカウンセリング横尾けいすけ

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