モスキート
十代の若者が公園等でたむろし、騒いだり落書きをしたりするのを防止しようと採用され始めているのがモスキートだ。モスキートは英国製で、10代~20代前半にしか聞こえない高周波数の音を発する。多くの人は高周波音を嫌う。黒板に爪を立てる音など耐えられない人も少なくないだろう。そういう「嫌な音」を深夜に放送し若者に帰ってもらおうという作戦だが、驚くのは10代~20代前半にしか聞こえない音があるということだ。体験してみよう! 「大人には聞こえない音 / 聴力検査」注意:気分が悪くなったらすぐに止めよう。20代・30代になってくると14,000Hzあたりの高音が聴こえなくなるという。43歳の私は精神的に幼いからだろうか、14,000Hzまでは聞こえた。子どもの頃、柴犬を飼っていて、犬笛というのを買ってもらった記憶がある。その笛は高周波数の音を発するので犬には聞こえても人間には聞こえない合図が出来るという事だった。吹いてみると確かに父には聞こえず私と愛犬には聞こえていた。嫌な音を出して未成年を管理するというのも、なんとも不快な政なのだが、近所に住んでいる方は夏に向けての安心の材料と思うかもしれない。しかし、私は、甘いと思う。こんな不快音はバイクのエンジンを掛けたり、違法なドラックを使ったら打ち消されてしまう。二昔以前の不良少年は250ccの中型バイクでカミナリしていた。でも今は違う。そういう時代性を考えた対策をしないと経費の無駄で終わってしまうであろう。横尾けいすけ Yokoo Keisukemail to cayman450s@yahoo.co.jp