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2005.4.24

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2005.06.22
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弟が死んだのはこのblogのタイトルのとおり、2005年4月24日です。

私は、まさか弟が死ぬなんて思ってもいませんでした。

弟は、何年も何年もの間精神病院に通っていました。
去年の晩秋になって、初めて入院した、というのを聞いて、大丈夫なのか?と心配したが
母が電話口で
「大丈夫よ、そんなに心配しないで、それに入院といっても外出してもいいくらいなんだから」
という言葉にとりあえずほっとして、実際実家に帰ってみると弟がいて、とくに変わった様子もなく、娘と戯れたりしていたので、(ほんとうに軽度なんだな)と思っていました。

その後、年を越えて春先に、また入院したものの、やはり実家に帰ると弟はいました。
親によると、今まで本当の病気が何なのか分からなかった。いろいろな病院を転々としたけれど、今度の先生は本当によい先生で、やっと安心して治療できる、と言っていたので、これで弟もがんばれば改善してフツーに暮らしていけるんだろうな、よかったな、くらいに私は思っていた。


突然父から携帯電話にかかってきたのは、私が夫と子どもとともに、注文しておいたプランテーン(という料理用バナナで我が家の料理でよく使う)をとりに行きがてら、川を渡って太田のショッピングセンターに着いてすぐのときだった。
父から電話がかかってくるということは、何かよっぽどのことかもしれない。
何回か着信があったが、見慣れない番号なので(それほど父の携帯から電話がかかってくることは滅多にない)、じっとディスプレイを見ながら何か胸騒ぎがしたのを覚えている。留守電に父のメッセージがあったので、
「何かあったの?」とかけなおしてみると、

「何かあったよ。」

しばらくして、

「Dちゃんが、今朝、7時30分に、亡くなりました」

私は、Dちゃんが、死ぬってことは、どういうこと?!?!
と一瞬空白になりました。

「死ぬって・・・病気?」

こう尋ねると(そのとき本当に私はそう思った、まぬけだ)、
電話の向こうの沈黙が何かを言っていました。
父は沈黙から言葉を絞りだすように言いました。


・・・・・ごめんなさい、書けません。また書きます。
書き綴らなければ。自分が救われない。





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Last updated  2005.06.22 14:52:15
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