198430 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

55を過ぎた元ぽっぽやがジタバタしますよ

55を過ぎた元ぽっぽやがジタバタしますよ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

元 ぽっぽや

元 ぽっぽや

サイド自由欄

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。
2025年03月20日
XML

地下鉄サリン事件から今日で30年。
事件当時私は車掌で、明け番で急行新宿行の乗務中に第一報が入った。
列車無線を介した司令所からの情報は「千代田線霞が関で発煙があり、乗入れを中止する」というものだった。
それを聞いた私は、小火でも起きたのかと思い、その後世間を震撼させる猛毒のサリンが撒かれたなどと思う訳もなかった。
代々木上原駅到着前に千代田線の運転状況をアナウンスし、乗務後に大野の車掌区に戻ると。休憩所のテレビ前に人だかりがあり、映っていたワイドショーを見るととんでもない事が、自分の近くで起きていたことを知った。
【写真】2008年5月16日 唐木田車庫で実施したテロ対応訓練

仮に千代田線から直通運転で乗入れてきた場合、自分の担当列車でもテロ行為が発生した可能性があり、その時どうやってお客さまの安全守ればよいか、そのためには身を挺して救助し死ぬこともあるだろうという事を思った。実際に多くメトロ職員の方が犠牲になっている。

私の車掌マインドは、命を懸けて旅客の命を守った車掌「小説 塩狩峠」の主人公永野信夫であり、車掌になって7年を迎えようとしていた私にこれを強く意識させる出来事だった。


塩狩峠 [ 三浦綾子 ]


にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年03月20日 05時00分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[小田急 鉄道員時代の思ひ出] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X