僕はもう戦いたくない
戦いが何も築かないことがわかったから。
それになにより、小さい時から争いと無縁の環境で育った僕には、
他人と争って何かを獲得するなどというコトが性に合わないコトを実感したから。
だからもう戦いたくない。
楽しいコトや幸せなコトを追求して生きていきたいと思った。
甘いと思われるかもしれない。
男のくせに、と言われるかもしれない。
でも、今の日本は法治国家で、個々人はその人なりの生活と幸福を追求する権利を持っているはずだ。
その権利を要求するに足る義務と責任は喜んで果たそう。
だから僕をそっとしておいてほしい。
とった、とられた
やった、やられた
嫉妬、ねたみ、そねみ、
憎悪、欲望、裏切り…
そんなものはもうたくさんだ。
どうして今までの小さな世界の、
過去の記録や記憶にしばられた人たちがこんなにも多いのだろう。
自分が幸せだと感じるために、
なぜわざわざ他人をこき下ろさないと気が済まないのだろう。
結局、その行動によって、誰も幸せに近づいていないのに。
日々インターネットの世界と向き合っていると、
チャンスは無限とも言えるほど存在していると実感できる。
ひとつの失敗は次の成功につながっている。
世界はスピードを増しながら、より複雑に、よりダイナミックに変化している。
人々は夢や問題を抱え、前に進む方法をいつでも模索している。
今の自分に満足している人は存在しない。
そして、心に傷をもたない人も存在しない。
人間が存在するかぎり、僕は誰かの役に立てるし、誰かに愛されるだろう。
病気、家族との不仲、NLP、空港勤務、ネット、アフィリエイト、人との出会い…
それらが、たくさんのコトを気づかせてくれたんだ。
今となっては、物事すべてはつながっていて、
互いに影響しあっており、なにかひとつが欠けても、今の自分は存在しなかったコトがわかるよ。
僕はいま、
過去と未来の間に、
世界と精神の間に、
世界の豊穣と時間の因果の中に、
確かに存在している。