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重いあたま
真夜中、目が覚めた 頭が、痛い なんでだろう まったく起き上がれない 頭が重くて持ち上がらない 頭が枕についたまま動かない うーん 力を込めて起きようとするけど無理 なんでこんなに、頭が重いんだろう… 独り言をいうと 私が乗ってるからや という声が頭の上でした その瞬間、長い髪をだらりとたらした白い着物を着けた女が 暗闇に浮かび上がった 自分のおでこの上に爪先立ちして、のぞき込んでいる わぁーっ 頭をかきむしると、 ふっとその女も消えて頭痛もなくなった ただ、しばらくの間、おでこにつま先が乗っていた感触が取れなかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.18 16:58:24
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