カテゴリ:おもしろい話
メリーさん | ある晩のこと、お父さんが私に人形を買ってきてくれた | とても可愛かった | 私はこの日からこの人形と一緒に寝る事にした | その数日後、不可解なことが起き始めた | 朝起きるとベットにあったはずの人形が | 近くの棚に移動していたのだ | 私は恐怖に怯え、その人形を捨ててしまった | その日の晩、いつものように夜更かしをしていた私 | 電話だ、なんだろうこの違和感は | 恐る恐る電話を手に取る | もしもし、わたし、メリー | いたずらだろうか、あの、何ですか | 今からあなたのところへ行くわ | 電話が切られた、いたずらだろう、気にしないほうがいい | リーン、電話を手に取る | 私メリー、あなたの家の前に着いたわ | 全身に鳥肌が立った | 緊張と恐怖が私を襲う | だいじょうぶよ、誰かのいたずらだわ | 必死に自分に言い聞かせる | リーン、きた、怯えながら電話を手に取る | 私メリー、今から階段を上るわ、ツーツーツー | 電話を投げ捨てた | 階段を上ってくる音が聞こえる | このままじゃ…、そう思ったときだった | リーン、リーン | 私メリー、今あなたの後ろにいるわ | 恐る恐る後ろを見る | ドクンドクン、自分の心臓の音が聞こえる | 少女がいた、背負い投げでブン投げた | お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.21 11:02:49
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