青き天体研究所

でこんな夜遅くに何の様だ、愚兄。少しは時間帯を考えろ、時間帯を！
うむ、確かにその通りだな。しかしだな、高校受験を控えている癖に予備校に週3しか行かないテメェには言われたくねぇんだよ、ボケが！
貴様と俺とでは頭の中身が違うんだよ。分かった？
いや、五十歩百歩だと思うぞ。私は。
聞いている限りそう思いますね、うん。
クッ。で何の様だ？
お前に頼んでいた父親の誕生日のプレゼント、どうなった？明後日だから聞いたのだが。
ああ、その件か…………。アッ！？
その｢アッ！？｣が何だか嫌な予感がするですの。
私もだよ…。
僕もなんだよね。で何かしたの？
いや、何もしていないぞ。ただ愚兄から預かった金を俺の趣味に使ってしまっただけで。
……はいッ！？普通使うのもなの、それって！
普通は使いませんね。普通は。
し、仕方が無いだろ！？欲しいものがあったんだから！！
それでも使うのはいけないですの…。
そうか。使ったのか。よし、いっぺん死んでみたいんだな、うん。(首元を掴んで)
ちょ、待ってくれ！何だ、その不気味な笑みは！？で何で愚兄、いやお兄様の自室へ？って本当に御免なさい！謝る、謝るから許し――
バタンッ
…移動したか。
でも人のお金を無断で使うのはいけない事だもん！だから怒るのは当然だよ！！
そうですの！当然ですの！！
でも何で移動したんだろう？
さぁ？分からないですの。
いや、そこら辺は察して下さいよ。

結構実話だから困ったりする。(マテ)そうなるとホント、如何すれば良いか…。やはり前科持ちに任せたのが不味かったのかな？(前科って何！？)